第2章 コンサート

会場に入ると幕は開いたままになっており、背景には電車数両が描かれている。何だかいつもより楽器がたくさんあるようで、ステージメンバーも多いのかな、と期待しながら待ちました。このコンサート前のウキウキ感、早く始まらないかなぁという気持ちで、何ともいえない独特の時間ですね。

(開演17時05分) 汽笛の音が鳴り響く中、バンドメンバーが次々とステージに現れ、前奏が始まってさだまさし登場

1 驛舎
2 それぞれの旅

〜MC〜
土曜日の5時という、なんでも出来る自由な時間にわざわざ来てくれてありがとう。今年はデビュー51年目。51というと何を思い浮かべるでしょうか。多くはイチロー選手の背番号かもしれませんが、私たちの世代ではD51(右の写真は、県庁を背に走る愛媛の路面電車・坊っちゃん列車です)という機関車を思い浮かべる人も多いと思う。そこで今日は、このようなセットになった。今や夜行列車は、高松と出雲のみになってしまっている。今日はみなさんをミステリーツアーに招待します。去年(虎キチ@愛媛注:昨年は50周年コンサート)で、おなじみの曲は歌い尽くしてしまったので、今日はそれ以外の曲になった。初めてさだまさしコンサートに来た人、おそらく知っている曲は一つもないかもしれません(笑)。

3 指定券
4 決心 

〜MC〜
ねっ、今日はこんな感じです(笑)。

夜汽車に飛び乗りたい。東京から離れれば離れるほど良い風景も多い。自分は年中旅をしているから、逆に数か月、同じところにいたい。先日、東京都知事選挙があったが、現職の小池さんのイメージカラーが緑に対して、蓮舫さんは赤。口の悪い奴は「赤いきつねと緑のたぬきの対決」と言っていた(笑)。長崎駅は100年に一度の大改修を行っているが、どこにでもある普通の駅のように変わってきている。嬉しいけど寂しい。

5 東京
6 1989年渋滞 

ねっ(笑)。

みなさん、私がロック歌手だということを忘れてる(虎キチ@愛媛注:この前の曲・1989年渋滞が、さださんの中ではそれなりに激しい曲)。今年はデビュー51年目だが、新たな第1章だと思っている。ここで佐田工務店(本日のバックバンド)の紹介。ピアノの倉田さんにはじまり、コーラス3名、オーボエ・バイオリン・チェロの管・弦3名を含む総勢12名(だったと思う)の紹介。

東日本大震災以来、災害があると駆けつけるようになり、4月6日には能登に行ってきたが、ほとんど手つかずという感じだった。10月19日には、長崎で復興コンサートを行う予定にしている。また、富良野で歌う「北の国から」は最高だった。ここで知っている曲を、と言いながら「北の国から」を会場一体となり合唱。リフレインでは、『あーあー』から『川の流れのように〜』と美空ひばりの「川の流れのように」に移り、笑いをとることも忘れない。曲が終了したとき、「北の国からの流れのように」をお送りしました、今日は知ってる曲はやらないと言ってたのにやってしまった、としっかりオチをつける流れるようなトークはさすがでした。

この曲は、世界各国で流してもらえるようになっているけど、韓国では流していないらしい。タイトルがよくない。 50周年コンサートのアンコールで宅間が来てくれたが、相変わらず人気があった。バカなんですけどねぇ(笑)。おなじみ宅間の、最上川と最上級肉の読み間違い事件から始まり、名作トーク・ドアガッチャンへ。

7 Pineapple hill
8 ジャカランダの丘

〜MC〜
ミステリーツアーで、まさかマウイまで連れて来られるとは思っていなかったでしょ。

9  51
    
(ウクライナとガザ、背番号17番の選手(虎キチ@愛媛注:ドジャース・大谷翔平選手のこと)が大きなホームランを打つ、と一部歌詞が変更されていた)
10 Believe
11 いのちの理由

〜MC〜
自分の若い頃は、迷ったら老人を探せと言われていた。そして今、そんなじいさんになりたいな、と思っている。夫婦で年をとって、先におじいさんが亡くなったあと、ごはんを自分で作ったり洗濯したりしてるおばあちゃんは「立派ねぇ」と言ってもらえる。でも、先におばあさんが亡くなって、ごはんを自分で作ったり洗濯しているおじいちゃんは「かわいそう」と言われてしまう。あと何年歌ってられるのかわからない(この時点でさださんは72歳)けど、いけるとこまで行ってみたい。以前は、死ぬ時はステージ上で死ねれば格好いいと思ってたけど、やっぱりステージ下りてから死にたい(笑)。

12 まほろば
13 空蝉

(1幕 19時17分) 「空蝉」の最後は汽笛の音。「驛舎」が汽笛で始まり「空蝉」の汽笛で終わる。途中も旅を連想させる選曲が多く、コンサート全体の構成が凄く良かったと思います。
            「それぞれの旅」を少しアレンジした音楽が流れる中、ステージ後ろのスクリーンにバンドメンバーやスタッフ名等のエンドロールが流れる→さださん退場→音楽が「驛舎」に変わりバンドメンバーが静かに退場→

スクリーンには…

〜アンコール〜
「驛舎」の音楽が終わると同時くらい、アンコールの拍手をする時間がないくらいでバンドメンバーやさださんが再登場。

14 ひき潮
(終演 19時25分) さださん、バンドメンバーが退場→

スクリーンには…

コンサート終了後は、会場近くに予約していた「瀬戸酒場」へ。その模様は、第3章へ。

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