第3章 香川うどんツアー

さだまさしコンサート記念・香川うどんツアー最初のお店は、さださん御用達の「日の出製麺所」。ただ、このお店は営業時間が11時30分から12時30分までとわずか1時間(@_@)。これに間に合うように関西から来てね、とみんなにお願いしていたので10時30分頃までにはみんな坂出駅に到着、虎キチ@愛媛の車に乗り込み店へと移動しました。坂出駅からは車で5分程度なので開店前には余裕で到着したんだけど、既に30〜40人の行列(^^;)。でも、まだまだ残暑厳しい日でもあったためか、30分近く開店時間を早めてくれて入店出来ました。並んでいる間に事前に注文を聞いてくれて、案内されて店内に入りました。セルフ店ではおなじみ、自由にトッピング類を取ることが出来るんですが、通常はそのあとすぐ、食べる前に支払いをします。でも、このお店、後払いなんですね。食べちゃったらどのお客さんが何のトッピング取ったかわからなくなっちゃうと思うんですが(^^;)。そして、なんと伝票もなく、注文したうどんもトッピングもすべて自己申告制で支払うというお客様を信じてくれている素晴らしいお店。そして、虎キチ@愛媛の釜玉(中)は350円、奈良TOさんの注文したかけうどん(小)なんて180円ですからね(笑)。今時、ホント信じられない経営をしているお店です。

なお、「さぬきの夢」という、さぬきうどんのために開発された小麦を使ったうどんを食べられるのはわずか1時間の営業時間の最初の方だけです。今回は開店前から並んだこともあり、ちゃんと「さぬきの夢」をいただきました。のどごしが良く、味も良かったですよ(^^)。 ちなみに駐車場は、道路を挟んだ店の向かいに少しありますが、すぐ満車になっちゃうようです。我々は開店前に行ったので問題なく停められましたが、食後に帰るときは満車状態。我々の車が出るのを待つように次の車(大阪ナンバーの車でした)が駐車してました。ちなみに、お店が面している県道19号は、車の往来も多く駐車待ちで待機するのは難しいかと思われますので、車で行かれる方はご注意ください。

さて、1日中うどんを食べ続けるわけにもいきませんので、あとはどこ行きますかね、と事前に相談していた時に、大阪Kさんから「高松三越でさだまさし展が開催される」という案内が。コンサートが7日に対して、さだまさし展は4〜9日。明らかにコンサートに合わせて来ているのは間違いないし、これはもう行くしかないでしょ、ということでみんなで車で移動。坂出から高松までは車で40〜50分程度、車中に流れる音楽はすべてさだまさしという、まあ当たり前と言えば当たり前です(^^)。

さて三越到着。新館5階で開催されていましたが、中は撮影禁止。しかし入り口や店内いろんな所に展示されている物があって、それらは撮影OKでした。下の写真はその一部ですが、左から順に、さだまさし展ポスター、案山子、ポールサイモンのサイン入りギターです。中に展示されていたのは、ステージ衣装やギターを始め、「精霊流し」や「北の国から」の楽譜(作成時のものなのかな?)、小学校の時の作文や、中学時から東京に出てきた時に弟とやり取りした手紙の封筒なんかも飾ってありました。コンサートあるし、さださん来るのでは、と期待しましたが、どうやら翌8日に来たようです。まあ、すべてが思い通りになるわけではないですから、仕方ありません。

    

ホントはずっと見ていたかったさだまさし展ですが、前々日の体育祭の疲れが残っている虎キチ@愛媛が先に出てみんなを待ってから、少し早めの夕食。香川のうどん店は、朝早いところは6時から営業しているところもあるくらい朝が早い。その分、閉店時間も早く14時とか15時、中には「うどんがなくなり次第終了」というお店もあったりしますので、今回訪れた4店のうち唯一事前調査をしないで行ったお店が義経。みんなを待っている間にネット検索して別の店をリストアップしてそこに行こうとしてたんですが道に迷った(笑)。どっちかなぁ、と迷ってるときにカレーの美味しいにおいが漂ってきたのがこのお店でした。5人みんなカレーうどんを注文、みんな気持ちは同じだったようです。右下の写真でわかる通り、通常イメージするカレーうどん(カレーの中にうどんが浸かっている感じ)とは違ううどんが出てきましたが、食べてみるとこれまた美味しい(^^)。ピリ辛のルーと、さぬきうどんが上手く絡んでなかなかよかったですよ。あとで調べてみると、こちらの看板メニューは天ぷらうどんだそうです。5人で行って誰一人頼まなかったなんて、店主は心の中で怒ってたりして(^^;)。ちなみに、今回のうどんツアーで行ったお店で唯一、セルフ式ではないうどん店でした。

  

この後は、いよいよコンサートです。開場まで少し時間がありましたので一旦ホテルに戻って一休みしてから2列目2名、9列目3名に分かれてコンサートを満喫しました(^^)。

コンサート終了後は、事前予約していた「瀬戸酒場」さんへ。何かこの光景、前に見たような…。調べてみると、6年前の奈良コンサート後の宴会メンバーと同じ。みんな暇…あっ、いや、その…(^^;)。楽しみたいときに一緒に楽しめる、いいメンバーだなぁ(笑)。考えてみると、「みんなと一緒に甲子園でジェット風船を飛ばしたい」という奈良Tさんの言葉から夢ツアーが始まった2003年8月(厳密にはその前年に数人で集合…って、その時のメンバーもほぼ今回と一緒だ(笑))から21年目。よく続いているなぁ、と我ながら感心。

「瀬戸酒場」では、香川名物の骨付き鳥は当然のごとく注文、それ以外にもオリーブ牛ステーキやエビアボガドを堪能しながら6年ぶりに盛り上がった夜でした。なお、このページのトップに載せている画像は、ネット予約特典の無料サービス。事前に頼んでおけば、自由にメッセージを入れてくれるというので、みなさんには内緒で「さだまさしコンサート記念」と頼んでいました。宴の最後に持ってきてもらったサプライズデサードプレートは大好評でした。

      

さて2日目の朝。奈良Tさん夫妻は朝食付きのホテルを予約していたため、他の3名で朝うどん。朝6時開店、釜バター発祥の店として有名な「うどんバカ一代」へ。6時はさすがに早過ぎる、というので7時過ぎに到着しましたが、みんな朝から並んでます(@_@)。40分ほど並んで、3人とも釜バターをいただきました。カルボナーラ風うどんとも呼ばれている他店にはない味、黒コショウのピリッとした辛さとバターが絡んだ癖になる美味しさです。なお、駐車場は店周辺にいくつかありますが、満車状態(県外ナンバーだらけ)であったため、100円パーキングに停めました。

    

朝食後、一旦ホテルに戻って荷物を積み込んでいざ宇多津へ。高松観光でも良かったのですが、虎キチ@愛媛が個人的に行ってみたかった「ソラキン」にみなさんをお連れしました。「ソラキン」とは「空飛ぶ金魚」の略(なのかな?正式には知らない)で、宇多津町にあるゴールドタワーの最上階にあります。左下の写真でわかるように、壁面が水槽になっており、水槽内で泳ぐ金魚とガラス越しに見える街並みが一体化している不思議な空間でした。中には熱帯魚もいて、その奥には瀬戸大橋も見えます。この日は少し靄がかかっていて残念でしたが、晴天だとホントに素晴らしい景色が望めると思います。ちなみに景色は最高、空飛ぶ金魚というコンセプトも他にはないスタイル、大満足ではあったのですが、ガラス張りのため直射日光で気温が上昇します。冷房も効いてはいましたが、残暑厳しい9月初旬は結構暑かったです。また、ゴールドタワー最上階までのエレベーターはスケルトン。高所恐怖症の虎キチ@愛媛にとっては、結構大変な冒険でした(^^;)。蛇足ですが、すぐ近くにある四国水族館もほぼ真上から見下ろせます。イルカショーは小っちゃいですが、やってるのわかりますよ(^^)。

ちなみに、移動の車中の音楽は前日からすべてさだまさしでしたが、この日は特別バージョン。事前にさだまさしメーリングリストで入手していた情報を元に、前日のコンサート演奏順に流れるように準備していました。なかなかやるでしょ(^^)。

         

さて、最後はいつもの「歌わないカラオケボックス」です。その前に、最後のさぬきうどん。ソラキンからすぐの場所にある「こがね製麺所宇多津店」。こちらは虎キチ@愛媛が最も愛するさぬきうどん店と言っても過言ではないお店。宇多津店というくらいですから、チェーン展開していて、香川県内はもちろん、愛媛県にも何店かあります。その関係で1〜2か月に一回は利用しているのですが、この味をみなさんにも紹介したくて予定に組み込んでいました。ソラキンの暑さに身体がほてっていた感じだったので、いつもの釜玉ではなく、冷ぶっかけを注文しましたが、ここの釜玉は本当にお勧めですよ。2日間で4食のうどんツアーでしたが、過去3食はすべて中(うどん2玉)でしたが、朝食の釜バター(中)からそんなに時間も経っていなかったこともあり、最後は小(うどん1玉)で締めました。

さてカラオケ。これまたすぐ近くの場所にあります「まねきねこ宇多津店」。3時間いて、歌ったのは3曲。あとは、恒例の故郷土産交換会やクイズ大会等で盛り上がりました。いつもならビールなんですが、このあと運転して愛媛まで帰らないといけないので断念しましたが、代わりに大阪Kさんが飲んでくれました(^^)。フリードリンクにプラス100円でフリーソフトクリームまでついていましたので、即席のクリームソーダーを作って盛り上がったりしてました。会計の段階で「虎キチさんには、運転してもらったしガソリン代も必要だから」と言ってカラオケボックスの代金は4人で支払ってくれました。皆さんが来てなかったら、コンサート前に高松に来て、おそらくうどん屋も1軒訪れる程度だったと思います。カラオケはもちろんソラキンにも絶対行ってなかっただろうから、皆さんが来てくれたからこそ充実した2日間になりました。お礼言いたいのはこっちの方ですよ(^^)。でもまあ、しっかりゴチになりました(笑)。みなさん、ごちそうさまでした。

    

カラオケ店をあとにして、少しだけ時間的余裕がありましたので、瀬戸大橋公園に寄ってから、坂出駅までみなさんをお送りしました。途中、「驛舎」から始まった車中の音楽が一周しそうだったので少し巻き戻しました(笑)。前日のコンサートの余韻に浸るためには、また最初の曲に戻るのも変だな、と思いまして。コンサートで最初の曲をもう一度、なんてないですからね。でも、「まほろば」を2回聴く、なんてこともないですが(^^;)。

坂出駅に着き、本来であれば虎キチ@愛媛がお見送りすべきなんですが、みなさんから見送られて駅をあとにしました。前日に坂出駅でみんなと合流して始まったうどんツアーは、最後も坂出駅で別れて終わりました。汽笛の音で「驛舎」が始まり、1幕の最後を「空蝉」の汽笛の音で終わるという、コンサートの構成そのものと旅全体が妙にリンクしていたことに後から気づき、一人で楽しい気分になりました(^^)。

みんなと別れ、一人で坂出ICに行くまでの道中に、最初に行った「日の出製麺所」の前を通るんですよね。30時間くらい前にみんなで並んでたのが、まるで昨日のことのように……あっ、昨日でした(笑)。でも、何だか凄く前の出来事のように感じながら坂出IC経由で高松道、松山道を、本日2巡目のコンサート曲目を聴きなが…いや、高速道を一人で歌いながらドライブして帰りました。当然、どのコンサートも楽しいんですが、うどんツアーとセットになったコンサート。忘れられない楽しい2日間になりました(^^)。

 

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