music essay いつだって、どこだって...with you
                               〜西条市市制60周年記念〜
                               〜FM愛媛開局20周年記念〜

2002年2月18〜22日 21:55〜22:00 FM愛媛にて放送

ラジオ公開録音、ということだがラジオ局ではなく、西条市総合文化会館、ちゃんとしたコンサートホールでの公開録音でした。全席自由ということで早めに行って並ぶ。そのかいあって最前列(席番号A17)をゲット(^^)。緞帳は開いたままで、ステージ中央にちょっとおしゃれな長机がある。そこに椅子が3個あることから、中央は佐田玲子だとして、まっさんは右か左か大きなポイントである。ステージ向かって左側にもう一つ机。こちらには進行役のAD(?)の人が座るようである。とりあえず会場入り口で配られたアンケートを記入。どうやら番組はこのアンケート結果を中心に進められるらしい。質問事項は...。

1.あなたのふるさとはどこですか?
2.ふるさとの思い出を教えてください。
3.ふるさとといえば思い出す曲は?
4.あなたにとってふるさととは何ですか?

しばらくすると回収されたアンケート用紙をステージ後方の掲示板のようなところに貼り付けていく。と同時に机の上にもいくつか置いていく。こっちが読まれる方かな?なんて考えながら持参してた双眼鏡(目的は明確(笑))で掲示板の方を眺めると、自分の書いたアンケート用紙を発見。ん?でも、あっちに貼ったんじゃ読まれないよ(^^;)。そんなことをしているうちに玲子さん登場、拍手で迎えられる。デュレクター(orAD?)との打ち合わせをはじめて、それが終わるとそのまま真ん中の椅子に座り、突然番組が始まった。
(開演18時32分)

会場に向かって「いつだってどこだって with you」という番組を聞いたことがあるかどうか拍手調査すると8割くらいの人が「ない」と応えた。これには玲子絶句(^^;)。こういう時は嘘でも「知ってる」って応えるのよ、普通は(笑)。月曜から金曜までの21:55〜22:00までの5分間で曲までかけちゃってるから2分しか喋れない番組(笑)だけどどうぞよろしく。ここでなんと玲子さんも双眼鏡チェック(さすが兄妹)。しっかり最前列の双眼鏡を見つけてもらい目的達成(笑)。

先程のアンケート結果を中心に話が進められる。柳谷村の方のアンケートを紹介した時に、玲子が柳谷村で経験した野外コンサートの話題に。牛が放牧されているのどかな風景の中でのコンサート。客はみんなドラム缶を半分に切ったバーベキューコンロを囲んで、焼き肉を食べながら聴いている大変失礼なコンサート(笑)。すぐ横に生きている牛が歩いてるところで牛肉を食べるか(笑)。

地元西条市出身の女性が結婚して、現在は隣町の新居浜市に住んでいる。でもいつかは故郷へ帰ってきたいというメッセージ。スタッフの方がワイアレスマイクを持って会場内のその人のところにインタビュー。玲子さんが「旦那さんと一緒に帰ってきたい?」と聞くとその女性「いえ、一人になってから」(会場内爆笑)。「今日旦那さんは?」「家で留守番です」「隣にいたんじゃ言えないか」(笑)。次は長崎出身で今は西条市に住む男性。同じくふるさとへいつかは帰りたい、という希望。玲子さんが先程と同じ質問を投げかけると「隣に妻がいますので」と前置きしてから「もちろん一緒に」(笑)。

西条市長登場(18時52分)

西条は水がおいしく全国の名水百選にも選ばれている、という話。そういえばさっきいただいた苺が凄くおいしかった、と玲子。また西条祭りのだんじりは勇壮である、という話。祭りの間は学校も半ドン、仕事も休むところが多い、というと玲子「バカな街だねぇ」(笑)。「でも好きです、そういうの」。長崎にもおくんちという祭りがあって...と話していると会場内におくんちの模様を録音したテープが流れる。その音に引き寄せられるかのように、踊りながら我らがまっさん登場。登場するなり、伊藤宏太郎西条市長に対して「こーちゃん」と呼んで笑いを誘う。そしてまたまた最前列の双眼鏡攻撃(^^)。滅多に味わえない兄妹そろっての攻撃にご満悦の虎キチ@愛媛です(^^)。(19時5分)

こーちゃんのお気に入りは「案山子」。楽屋などではじめてさだまさしと話して今までのイメージが変わった、男気のある奴だなあと思ってる、と市長。その他、精霊流しの話、西条祭りを全国区のものにしたい話、若者が大学を卒業して地元に戻ろうにも職がないため企業誘致のため埋め立てをした話など、話はどんどん盛り上がっていくが予定時間が来たらしくデュレクターの方が「しゃべり過ぎ」とか「次のコーナーへ」と書いた紙を見せる。「話をまとめて」という紙を見せたとき、まっさん、笑顔で「まとまるかぁー」(爆笑)。

収録が終わり、ステージはミニコンサート用へと作り替えられる。その間の場つなぎがまっさんと玲子さんのトーク(というよりほとんど兄妹漫才です(笑))。先にさだまさしが歌ってしまうとお客さんが安心して帰ってしまう(笑)といけないので、先に私がやります、と玲子。ステージ中央は邪魔になるので、ステージの結構手前で話し始めた。丁度虎キチ@愛媛の近く(ほんの2〜3メートル(^^))まで来て話をしていたので、思い切って「まっさん、手治ったの?」と叫んだら玲子さんが気づいてくれて、それに関するトークをしてくれました(^^)。この収録の少し前に、あるテレビ番組に出演したまっさん。その時、指に包帯を巻いていたんです。その理由が知りたくてこういう発言に発展したわけです。今思えば思い切った行動に出たもんです(^^)。

怪我の原因は...。ある時、財布がなくなったのに気づいていろいろ探したんだけれど見つからなかった。トイレに落としたのかな、と思って行ってみたが見つからず。「中身は仕方ないにしても財布だけでも...」の思いで、トイレのゴミ箱を探している時にゴミ箱に指をひっかけたそうです。何かささったみたいな感じだったんでそれを口で加えて引き抜いたら、指の肉だった(痛そう(^^;))。その夜は、指は氷で冷やしながら、それでもみんなとワインを呑んでいたそうです(笑)。

そうこう話しているうちにスタンバイ完了です。真ん中に玲子さん用のスタンドマイクとギター。向かって右少し後方にキーボード、の2枚構成。まっさんは準備を確認して退場。玲子さん曰く非常に便利なゲスト(笑)、だそうで(^^)。

第2部 佐田玲子ミニコンサート(19時40分〜)

1 破
この曲は兄が「お前にしか歌えない歌を作った」と言って作ってくれた歌だが、気がつくとしっかり自分のニューアルバムにも収録している兄だった(笑)。先程も話したが、柳谷村の野外コンサートは大変だった。また、それより前に久万町でも野外コンサートをしたが、その時は近くで自衛隊のヘリが3分ごとに客を乗せて飛び立つ状態で音がうるさかった。愛媛のコンサートというと、そういう何かが起こるコンサートが多かったが、今日は野外じゃない、というだけで幸せです(笑)。しかも苺はおいしい(笑)し、綺麗な会館で嬉しい。

2 ひとりじゃないよ
3 野に咲く花
4 風待ち

再びステージの作り替え。今度はまっさんの番です。ステージが作り替えられる間、またまた兄妹漫才の復活です。玲子は最近さだまさしファンになった(笑)、という話。やっぱり話が長いねぇ、と突っ込む。お前に言われたかない、とまっさんも返す。でも、今までに一番凄かったのは、九州でのトーク&ライヴ。ずぅーっと話してて気がついたら2時間が過ぎていた(笑)。そして一曲だけ歌って退いて、アンコールでもう一曲。2時間半で2曲しか歌わなかった、というのが今までの最高記録です(笑)。

そうこう話しているうちにスタンバイ完了。石川さんは来てるだろうと思っていたのですが、ステージを見ると一人用のセッティング。それも替えギターを用意しておらずギター1本のみ。どうやら弾き語りでのコンサートのようです。ラッキー(^^)。

第3部 さだまさしミニコンサート(20時20分〜)

1 案山子

3月21日の東京国際フォーラムのコンサートで通算3000回目のコンサートを迎える。オリコンの調べによると、第2位はアルフィーの1700回強らしい(2002年1月末現在、ハウンドドッグ1896回、アルフィー1730回:日刊スポーツ記事より)。ほとんどぶっちぎりの第1位です。いくつかのヒット曲がお客さんの足を会場に運んでくれるんだと思っている。だから、玲子も何か一つヒットさえ出れば...。話しながら案山子のカポ5から次曲のカポ2へ替えてチューニング、普段のコンサートではほとんど見られない場面で、何だか得した気分(^^)。

2 関白宣言

丹原町コンサート等でも話したお父さんの威厳がなくなってきた話。まっさんコンサート初心者が多かったらしく結構ウケていた。次曲の関白失脚もバカウケで、まっさんも上機嫌。韻を含んだ歌い方や間の取り方なんかもノリノリで、今までに聴いた「関白失脚」の中で一番いい感じでした。そして、さだコン初心者も多いが通もそれなりにいたらしい。最後の「頑張れ」の部分は会場内合唱になりました(^^)。

3 関白失脚

8割の方が聞いたことのないという玲子の番組、「世界の車窓から」(ステージ袖から、玲子の「違う」という声が聞こえる(笑))もよろしく。8割の人が聞いたことないってことで玲子は残念がってたけど、8割の人がもう聞かない、って言うよりこれから聞くかもしれない方がいい。FM愛媛っていう局はなんだかほのぼのしてて好きで、ツアーで来ると時々遊びに行くことがある。今度玲子の番組にも行こうかな?でも5分じゃ何も喋れないか(笑)。

4 秋桜

エピローグ(20時52分〜)

再び佐田玲子、そしてこーちゃんも登場しステージは3人に。「今日は30分で4曲も歌った、今日はこのくらいで勘弁しといてやらぁ(笑)」とまっさん。「でも、いつもこうだと思うなよぉ(爆笑)」と続く。私の場合、30分が1時間になっても2時間になっても全然問題はない。それだけトークを増やせばいいから(笑)。

アンケートの質問3で最も多かった回答「ふるさと」を会場も一体となって合唱。2番からは、玲子がワイアレスマイクを持ったままステージを降りてきて、会場の何人かの歌声にマイクを向けた。虎キチ@愛媛も少しだけマイクを通しました(^^)。合唱が終了し、こーちゃんとがっちり握手を交わしたまっさん。いつものようににこやかに手を振りながらステージを後にした。
(終演21時00分)

ラジオの公開録音に参加できる機会というのはそうたくさんあるものではないと思うけど、公開録音のあとの佐田玲子&さだまさしのミニコンサート、それに兄妹漫才(笑)まで聞けての入場料2000円は超お買い得でした(^^)。

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