第2章 コンサート

 

駐車場が少ないだろうと思ったので、開場18時であったが17時30分頃には到着。案の定、既にかなり混雑してました。コンビニで買っておいたサンドイッチと菓子パンを頬張りつつ、車載CDでさだまさしを聴きながら過ごし、開場時間にホールへと移動しました。知人の知人に買っていただいた1階B列のチケット。このホールははじめてだけど、B列っていえば2列目だと思いますよね。虎キチ@愛媛も当然そのつもりでいました。会場に入ってホール座席図を見て絶句...。最前列がA列で、2列目があ列?? 以下、い列、う列え列...と、き列まで50音順に続いて、その次がB列(^^;;)。AあいうえおかきB...つまり9列目、一体どういう並び方しとんじゃ〜!!!!!

と思いつつホールに入って納得。あ列、い列...はホールに備え付けのほら、どこにでもある豪華な座席椅子。A列B列は、その間のスペースにパイプ椅子を並べて置いてあるんですね(^^;)。A列は最前列=あ列のもう一つ前の列、B列はき列とく列の間の通路、これが3メートルくらいと比較的広く取ってあったもんだからそこに並べてありました。でも、これで同じ料金はないだろ、と思いました。全席指定で6600円、立ち見席が6000円というのもその差は少ないな、と思いましたけど...。

で、気を取り直してステージを観るとアココン恒例の緞帳なし。しばらくするとチケット買っていただいた方も現れてまして、「玉川町民でも知らなかったコンサート開催を何で3月の段階で知ってたの?」と驚いていましたが、ファンクラブで知ったと伝えると納得するとともに「そこまで好きなの」と感心してもらいました。簡単に挨拶を済まし、あとは開演を待つばかりです(^^)。
(18時38分開演)

1 北の国から
2 案山子

〜MC〜
昨日は松山に泊まっていて今日山中を移動してきた(虎キチ注:時間的には約30分ながら、松山の水瓶・石手川ダム、今治の水瓶・玉川ダムにつながる国道でたまに集落はあるがほとんどが何もない山道)が、途中で「どこへ連れて行かれるんだろう」(笑)と不安になり、最後はもうあきらめた(笑)。でも一昨日は御荘町(虎キチ注:愛媛最南端の町)でコンサートやってきたけど、あっちの方がもっと(笑)。2年前に高知の宿毛でやって「地の果てに来た」(笑)と思ったが、御荘はもっと地の果てだった(笑)。でもこういう緑に囲まれたところで暮らせるのはとてもうらやましいと思う。だからといって自分が住めるか、というとそうではないけれど(笑)。

ここで恒例のコンサート初心者調査。なんと7割くらいが初体験だったような感じです。今日はソロになって3115回目のコンサート。

3 交響楽
4 僕にまかせてください
5 縁切寺

〜MC〜
3曲終了後、スポーツタオルでわざとオーバーアクションで汗を拭く(笑)。森林の伐採のおかげで汗が目に入るようになった(笑)。メンバーもこれにはウケたが、倉田に向かって「あんたに笑われたかない」(笑)。

最近は年齢層も高くなってきて、アイドルだった頃(笑)の黄色い声援を送ってくれた人たちはどこへ行ってしまったんだろう。最近は群青色や黄土色ばかり(笑)。でも、母に連れられて無理矢理来らされていた人が親離れをして一人で来るようになる。以前、さだまさしのどこがいいの、と聞いたことがある。小さい頃から子守歌のように聞かされていたので違和感がないらしい。洗脳というのはこうやってやるんだな、と思った(笑)。

6 関白宣言
(前奏のギターを失敗して中断。「間違えちゃった」の言葉に場内爆笑)

〜MC〜
メンバー紹介。「さくら」を歌う森山直太朗の後ろでピアノを弾いている倉田、寛永3年(笑)に日本で初めてギターを弾いた石川鷹彦、そして漢字を知らない宅間(笑)。以前東北を旅行した時、「最上川」という看板が読めずにメンバーに馬鹿にされたが、その夜行った焼き肉屋で「最上級ロース」を「もがみきゅうロース」と注文した(笑)。また、何の新聞を読んでるんだ、と聞いたら「さんけい新聞」。よく見たら「山形新聞」だった(笑)。

お父さんの肩身が狭くなった話(丹原町コンサート参照)。。すべてはテレビと給料振り込みが悪い。日本の経済を救うのはお父さんでもポチ(笑)でもない、お母さんだ。お母さんの「お帰りぃ〜」の声でお父さんは「頑張ろう」という気になれる。今や「お帰りぃ〜」といえるお母さんは朱鷺より少ない(笑)。朱鷺は増えているというのに(笑)。

7 関白失脚

〜MC〜
同級会の時の男と女がどっちが得か、という話。どんな男も必ず女から生まれてきたのだから、女にはかなわない、と主張するまっさんに対し、いいや男にはかなわないという同級生がいた。彼女が言うには、日本に天変地異があって女が1人男が100人残ったとしても子孫は一人しか生まれない。逆に女が100人男が1人残ったとしたら100人の子孫が生まれる可能性がある。だから男にはかなわない。上手いこと言うなあ、と思ってそれ以来彼女を尊敬している(笑)。

8 君の歌うラブソング
9 長崎小夜曲
(ボサノバ調)
10 本当は泣きたいのに

〜MC〜
「本当は泣きたいのに」は自分でも気に入っている曲。是非カラオケで歌ってヒットさせて欲しい(笑)。

先日ピーススフィアミュージアムが完成した。完成までに8年かかったが、完成したから終わりではなく、今後ここから世界に向けて何を発信していくかが大切である。

11 前夜
12 September Moon
(12弦guitar)
13 まんまる
(12弦guitar)

〜MC〜
「前夜」という曲は20年前にかいた。丁度イランイラク戦争のときであった。そして「September Moon」は、あのマンハッタンが崩れ去った日。人間という生き物はどこまで残酷になれるものなんだろう。我々歌手というものはおかしいことはおかしいと伝えていくのも仕事だと思っている。

小説・精霊流しが好評でTVはおろか映画にまでなった。そして第2作・解夏もクランクインしている。実は第3弾もほぼ決まっている。まだ小説すら書いてないんだけど(^^;)。あることがあって映画は自分では作らないと決めた(笑)けど、こうやって自分の作品をどんどん映画化していってもらえるのは大変ありがたい。この精霊流し以来、忙しくなった。あの償い騒動も...。

実はあの歌は実話で、ご主人を旅先で突然亡くした奥さんから「毎月送金してくれる人がいて...」という話を聞いた。自分がこの加害者の立場だとして、この歌のように被害者の家族に許してもらえるような謝罪が出来るだろうか?逆に、被害者の家族の立場として相手を許せるだろうか?自分なら一生許せないような気がする。少し重たいけど、償い、聞いてください。

14 償い

〜MC〜
本当はこうやってみんなで聞くタイプの曲ではないけれど、帰りの車のアクセルを踏む力が少しでも弱まってくれたら(笑)。今日も随分時間が経っちゃいました。いつもこうなんです。普通の人のコンサートというのはだいたい1時間30分くらいで終わる。でも、私の場合それで終わると暴動がおきるおそれがある(笑)。喋らなければそれも可能なのかもしれないけれど(笑)。

最後は、いつもの元気と勇気の話。

15 精霊流し
16 無縁坂
17 秋桜

(1幕21時13分)

〜アンコール〜
今日は初めて来たのにこんなに遅くまで引き留めちゃって。でも、どうせ帰ってもすることないでしょうから(笑)。ただでさえ長いのにもっと長くさせてくれた(笑)から、最後にもう一曲だけ、あれ?これグレープの曲だっけ、という歌を聴いていただいてお別れです。

18 フレディもしくは三教街
(終演21時23分)

 

「前夜」「September Moon」「償い」ときて最後は「フレディもしくは三教街」で終わる。ピーススフィアミュージアムの話もあったように、今回のコンサートでまっさんが伝えたいことを十分感じられるコンサートであった。

コンサートが終わり、さだまさしコンサート初体験のチケット買っていただいた方に感想をお聞きすると「よかった。涙が出そうになった」と感動しておられました。何だか自分のことのように嬉しく思いますね(^^)。駐車場に着いて車に乗り込んだ段階では既に渋滞。でも何とか駐車場から脱出し、さだまさしCDを聴きながら帰路につきました(^^)。

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