第3章 コンサート

 

会場に入り早速パンフを購入。見る前から既に虎キチ@愛媛のメッセージ(春〜夏にかけて公式HPで30周年に対するメッセージが募集されていた)が載っているのを聞いていたが、自分で何を送ったのかすら忘れていたので確認(^^)。また、Tさんが昨日知り合いになった隣の席の人は、所用で来れなくなった九州の友人の代わりに昨日はじめてさだまさしコンサートに来た、というラッキーな方。昨日のコンサートですっかりハマッてしまったようです。

緞帳は会場のものを使用。緞帳が開くとステージの上にまるで野外コンサートのようにがっしりとした鉄枠で左右上方を囲ってあり、上部にはまっさんのイニシャルMSと共に照明も吊してある。バックには3つのスクリーンがあり各曲で効果的に使用される。ステージ中央にLiliy(百合の花)がありこれがOrange Nightの由来らしい。オレンジというより黄色だったような気が(^^;)。Red Nightの第1夜は赤い薔薇、どうやらこの花の色が各色に対応しており、それをコンサートの最後にステージから去る時に客席(どうも最前列の特権になりそう(^^;))に渡すというのがこのコンサートの一つの形らしい。
(開演18時35分)

第1部
1 朝刊2002
2 笑顔同封
3 殺風景

〜MC〜
1曲目は朝刊2002、と紹介(笑)。巨人がマリナーズに、高田がイチローに変わっただけですが(笑)。グレープ時代のにぎやかな曲はすべて終了しました、あとは...(笑)。

「今日の大道具を紹介します、吉田政美」の声に会場笑い、そして大拍手、しばらくの間鳴りやまず。吉田さん、少し太ったようです。久々のステージで1曲終わるごとにタオルで汗を拭く吉田は「もういいだろ。私が何をした」と早くもステージから降りるそぶりを見せ会場を笑いに誘う。半分冗談、半分本気か(笑)。サラリーマンになった吉田には有給休暇が40日あるから全国20ヶ所くらいのツアーなら行けるな、とまっさんが返す(笑)。オレンジの日にグレープをやるという何だかファンタの回し者みたい(笑)ですが、の発言に吉田も大ウケ、「トーク成長したんじゃないの」と言うと「ヒット曲がなくて15年も客を引っ張ってくるにはトークを磨くしかない」と豪語したまっさん(笑)。久々のグレープ再結成にまっさんも凄くリラックスしている様子でした。

4 雪の朝
5 紫陽花の詩

〜MC〜
ますます疲労感を見せる吉田に「俺だったら断る」とまっさん(笑)。吉田がギターを置いて帰るそぶり(笑)。ラーメン屋でラーメンを持ってきたおばちゃんの指がスープに浸かっており「指入ってたよ」と言うと「大丈夫よ、熱くないから」と言われたことや、小さな町の食堂でスパゲティーを頼んでタバスコを持ってきてくれるように頼んだらタバコと間違われて自動販売機の方を指さされた話などグレープ時代のネタを披露。当時はトークも短かったが、まっさん曰く、話の長さを遠慮してた(笑)らしい。快調に話し続けるまっさんに「曲はもちろんトークも8日間違うんだろ」と吉田。「当然」とまっさん(会場拍手)。あんまり話してたらネタが切れたらいけないので、そろそろ曲へ。

6 19才
7 ほおずき
8 縁切寺

〜MC〜
吉田が疲れたから次の曲で1部は終わります。

9 フレディもしくは三教街
(第1部幕19時30分)

休憩
ここんとこ、こういう2部構成ではなかったので気づかなかったが、休憩時にトイレに立ち、客席の間を歩いていると、結構たくさんの人が曲目などをメモっている様子が伺えました。虎キチ@愛媛もこのコンサートレポのためにメモをとっていたのだが、隣の席の方もとってたようでした。曲が始まるとメモる、どっちが早く曲目に気づくことが出来るか、なんて一人で勝負を挑んでおりました(笑)。結果は7〜8割方勝利かな、エッヘン(^^)。でも、レーズンのはいくつかわからないのが...(^^;;;)。それでも、コンサート最後の曲はギターの引き下ろしの「ジャーン」だけで曲目を当てて、隣に座ったTさんから尊敬のまなざし(ちょっと言い過ぎ(笑))で見られる(^^)。

第2部(開演19時45分)
10 あの頃について
11 ジャカランダの丘
(まっさんがフラットマンドリンを使いリードギターも担当)

〜MC〜
グレープの次にワインを飛ばしてレーズンにしてしまった。レーズンの次は何になるんだろう?精霊流しという曲を作ったのはトリプルの部屋で壁に向かって作った。人が一生懸命曲を作っているとき、横でギターを弾いている吉田がうるさかった(笑)。もう一人一緒に泊まってた長島(?名前を忘れました。誰?)はテレビ観てたから、もっとうるさかったけど(笑)。やっと1番が出来て吉田に聴かせると「2番は?」と暗く言われた。精霊流しは名古屋から売れ始めたけど、その前は全然関係のない映画の試写会に来た客に突然有無を言わさず聞かせる、ということもやったことがある(笑)。

吉田が相変わらずタオルで汗を拭う。「ダイエットになる」と吉田。ダイエットと言えばにがり湯がいい、とみのさんが言っていた(笑)。急いで阪急に買いに行ったけど既に売り切れていた。さすが関西(笑)。みんな「痩せる」と聞くと早い!今度「聴くと痩せる」と嘘言ってCD売ろうか(笑)。

12 Always

〜MC〜
自分の音楽活動は精霊流しがはじまりであり、そして小説も精霊流しからはじまった。鹿児島での砂の祭典の話。広島の翌々日に長野でコンサートがあり、その間の移動日に鹿児島へ来てくれと言われ行くことになったが、丁度台風も近づいてきていた。広島からの飛行機はかなり揺れ、マネージャーの広田は酔いで顔面真っ青になっていた。鹿児島空港に着き、迎えの人が紹介したのが機長(笑)。やっと飛行機から降りたと思ったら、砂の祭典の会場までまたヘリコプターで移動することになった。広田がかなり嫌がったので、だったらお前は車で来い、と言うとボヤで置いてきただけでかなり言われた(笑)からここで一人だけ車で行ったらまた何言われるかわからない(笑)、と言って一緒にヘリに乗った。

地上5メートルくらいの高さで滑走路を飛んでいるとき、広田が突然「ずっとこの高さで行ってください」(爆笑)。なんとか会場に着いたものの凄い風が丁度お客さんの方からステージに向かって吹いてくる。ギターが丁度、帆の役割を果たして風をモロに受けるような形になりずっと足を踏ん張って歌ってた。また砂の祭典だからそこらじゅうの砂も(笑)。

この部分のトークがこの日の最大の山場だったが、吉田がまっさんのトークはより磨きがかかっているとやたら感心していた。それに対してまっさんは、以前の客はスレてなかったから、と(笑)。昔は雨やどりを歌うと笑いが出たもんだが今はくすりとも笑わない。でも吉田もおしゃべりになった。じゃあ曲、と言ってまっさんがイントロを弾きはじめると吉田が何か喋り始める、というパターンが2、3度続き、まっさんが一言、「黙れ!」(笑)。

13 糸電話
14 祇園会
15 夢しだれ

〜MC〜
メンバー紹介。松原と岡沢はグレープ時代にもバックバンドをしてくれており、懐かしいねという話。また、グレープの東北でのキャンペーンの話も。

16 無縁坂
17 精霊流し

〜MC〜
最後はグレープ、レーズンのバラードをそれぞれ1曲ずつ歌ってお別れです。

18 あこがれ
19 おそらくあなたに聴こえない小夜曲
(第2部幕21時21分)

〜アンコール〜
20 追伸
(21時19分)

〜アンコール2〜
吉田がヨレヨレになりながら登場(笑)。

21 掌
(終演21時25分)

途中15分の休憩があったので実質3時間を切ったコンサートでしたが、時間の短さを引いてあまりある充実したお得なコンサートでした。それにしても21曲も歌ったんですね。グレープ時代の曲は今と比べて短かったですからね。九州の友人の代わりに2度目のさだまさしコンサートを満喫したおばちゃんは、第3夜以降も行きたいのにどうしよう、と言ってました(^^)。

コンサート終了後、Pさんと再合流。Pさんの友人を待っている間に、さだまさしMLの東京のKさんや広島のYさんなどともあいさつを交わす。直接は知らなくとも、知り合いの知り合いっていう感じで次々といろんな人と出会えるのもインターネットをやっててよかったな、と思います(^^)。楽屋裏に移動して、まっさんのお見送り...の予定だったのですが、巨人戦のことが気になり携帯チェック、どうやら延長戦に入った模様。こっちの方が気になってしまい、結局いつまっさんが通ったのかわからずじまい(^^;)。何のためのお見送りやら(^^;;;)。場所を全○空ホテルに移しTさん、Kさん、Pさん及びその友人計7名でお茶会。と言いつつビール飲んでましたけどね(^^)。ホテルに戻り寝酒にビール(まだ飲むんかい(^^;))を飲んですぐ床に就きました。

 

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