観戦記40

第14回夢ツアーを兼ねた観戦です。虎キチ@愛媛の観戦試合は、甲子園6連敗中、そして夢ツアーでの観戦は7連敗中ということで、そろそろ勝ちたいところです。

先発はメッセンジャー(写真下左)。初回1死から二塁打を打たれるも後続を断ち0点。その裏の阪神も高山、荒木、緒方と若い3名が相次いで倒れて無得点と静かな試合スタートでしたが、最初に動かしたのは福留。2回、先頭打者で打席に入り、2球目をスタンドイン(写真下中)。4回にも先頭打者でヒットで出塁し、北條のタイムリーで得点、5回裏には高山(写真下右)のホームランのあとに続いた荒木を返す右中間のタイムリースリーベース。さすが4番というバッティングでした(^^)。

    

と、ここまで書いているとさすがにわかりましたが、当日の球場ではなかなか気づけません。福留の打席って、当たり前ですが続いているわけではなく、2回、4回、5回と飛び飛びですから。でも、そういうの、しっかり確認できている人がいるんですね。スタンドのあちらこちらから、「福留、二塁打打ったらサイクルヒット?」という声が聞こえます。そう、ここまで、ホームラン−ヒット−三塁打ときましたから、あと二塁打が出ればサイクルヒットなんです。

そして迎えた第4打席。ビシエドにホームラン打たれて5−1となった6回2死満塁。カウント1−0から振り抜いた打球は、レフトオーバー

点差が詰まっていればレフトからの送球はホームへ行くことが多く、福留は2塁にとどまらず3塁に進んでいたかしれません。しかし、3人のランナーが返ると8−1となるため無理に3塁狙う必要はない状況になります。ということで、福留は悠々と2塁で止まりました(というふうに見えました)。福留はなんと、2度目のサイクルヒット(1回目は中日時代の2003年6月8日)達成で、これはプロ野球史上4人目という快挙。サイクルヒット自体も64人、のべ69人しか達成していない大記録であり、その試合を観戦できた偶然に感謝です(^^)。

ということで、福留のサイクル安打達成とともに7回終わって8−1となり、勝利はほぼ手中にした感じです。メッセは7回144球2失点で降板し、8回は安藤、9回は島本(写真左下)が、あと一球コール(写真下中)に応えて、松井佑を空振り三振に斬って取りゲームセット(^^)。ヒーローインタビュー(写真右下)は、もちろん福留と9勝目をあげたメッセンジャーでした。虎キチ@愛媛の甲子園連敗および夢ツアーの連敗もようやくストップです(^^)。

    

阪神vs中日 17回戦

〔中日〕 吉見−山井−阿知羅−小川
〔阪神〕 メッセンジャー−安藤−島本
[勝] メッセンジャー9勝6敗
[S]
[敗] 吉見4勝4敗
[ホームラン] 福留5号、高山3号、ビシエド(D)21号

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