観戦記28

今年2度の観戦は1勝1敗の5分。なんとかこれで勝ち越しを、と願うもののヤクルト戦は過去1勝5敗と分が悪い。記録的な猛暑の中のデーゲーム、しかも3塁アルプスですから試合終了まで直射日光と戦いながらの観戦となりそうです。第8回夢ツアーを兼ねた観戦ですが、今年は事前予想クイズを出題。「先発投手」「初ヒット」「最終打者」「3番手投手」そして「当日の得点」の5問。ちなみに当日の得点は「○対○で阪神が勝つ」という設問となっており、阪神が負けるという選択肢はありませんでした(笑)。皆で観戦しながらクイズの結果を確認する、新しい楽しみ方を発見しました(^^)。

さて、先発はメッセンジャー(写真下左)。1月前に広島での滅多打ちを観ただけに不安だったんですが、この日は人が変わったようなピッチング。が、打線もヤクルト先発の館山から、初回マートンがヒット(写真下中。事前予想クイズに正解しました(^^)v)で出たものの、4回まではこのヒット1本のみ。しかし5回、金本、城島(写真下右)の連続ヒットで作ったチャンスにサード・宮本がタイムリーエラー\(^^)/ 2−0となってもメッセンジャーの快投は止まらず、7回まで4四球を与えたものの被安打はわずかに2本。ほぼ完璧な投球で、ホントに中に誰か他の人が入っとんちゃうか(笑)と思うほどの快投でした。

    

タイガーマスク(偶然近くに座っていた単なる一般人ですが、あの暑い中よくかぶれるなあ)も一緒になってあげたジェット風船(写真下左)もむなしく7回裏は三者凡退。8回は久保田...と思いきや、球場にあのおなじみのメロディが流れ、なんと球児がマウンドへと上がりました。久保ピッチングコーチが見つめる中、投球練習を続ける球児(写真下右)ですが、5日に1回1/3を投げて以降、7日、9日と2イニング。1日飛ばしとはいえ4試合連続2イニングまたぎとなるのはさすがにちょっとまずいのでは、と思いましたが案の定...。代打・福地に死球を与えるとヒット、犠打、内野ゴロの間に1点奪われ2死3塁。元気な時ならここで抑えるんでしょうが、ホワイトセルの打球は無情にもレフトスタンドへ...。9回には久保田がマウンドに上りましたので、投げられるなら久保田−球児の順だろ、と言わずにはおれませんでした(T_T)。

  

9回はヤクルト林の前に三者凡退で試合には負けたけど、球児があんなに打たれたのは中継ぎ・抑えに転向して初めてのこと。調べてみると3失点というのは実質中継ぎデビューとなった2004年の8月20日に4点取られて以来。デビュー以後ずっと球児を見続けてきた虎キチ@愛媛にとって、その場にいられたことは逆に良かったのかな、と思うことにしました。なんか親心に近い心境というか...。来年の夢ツアーでは、この悔しさを何倍にして返してもらいますよ!

阪神vsヤクルト 22回戦

S
〔ヤクルト〕 館山−増渕−李恵踐−松岡−林昌勇
〔阪神〕 メッセンジャー−藤川−久保田
[勝] 館山9勝6敗
[S] 林昌勇1勝2敗29S
[敗] 藤川3勝3敗24S  
[ホームラン] ホワイトセル14号

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