2010年 球児の歩み

2010年9月11日 対ヤクルト戦より

 

2010年シーズン

不本意なシーズンとなった2009年を振り払うように初心に返った球児。母校の市商(高知市立商業高校)で自主トレ、オープン戦では高校時代甲子園行きを決めた春野球場で先発して1回を投げた。いきなりホームランを打たれた(^^;)けど、クリンナップを三者連続空振り三振に斬って取る圧巻のピッチング。そして7月30日の中日戦の9回表、先頭打者・和田への3・4球目に自己最速となる156キロを記録した。が、後半戦、回をまたいでの登板が多くなり打たれることが増えてきた。クローザーとなった2005年以降、1試合3失点はなかったのに今年は2度も...。30歳となりそろそろストレート中心の投球からのシフトチェンジが求められているのかもしれない...。

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

3.26 1 18 3 1 ○7−3横
3.27 1 17 3 2 ○4x−3横 同点の9回表抑えるも試合は延長戦に
3.30 1 14 3 2 ○6−3広 1S
3.31 1 16 3 1 ○6−4広 2S
4.6 1 16 5 2 ○5−4巨 3S
4.10 1 22 4 1 1 1 ○5−1ヤ
4.11 1 10 4 1 2 ○7−3ヤ
4.13 1.66 20 6 1 2 ○9−7巨 4S
4.14 1 7 3 ○3−2巨 5S
4.18 1 12 3 2 ○8−4横 金本の連続フルイニング出場ストップ試合で力投 10試合目
4.24 1.33 13 4 3 ○3−1中 6S
4.29 1 12 4 1 1 ○5−4ヤ 7S
4.30 1 17 4 1 1 ○4x−3巨 1勝7S
5.2 1 14 3 1 2 1 ○8−7巨 1勝8S
5.7 1 10 3 1 ○10−6広
5.8 1.33 34 6 2 2 1 ○4−3広 1勝9S
5.15 1.33 1 26 6 2 1 2 1 ○3−2楽 1勝10S
5.18 1 23 3 2 2 ○4−2ソ 1勝11S
5.25 1 10 3 2 ○5x−4ロ 2勝11S
5.29 2 32 8 2 3 1 ○4−2日 2勝12S 20試合目
5.30 1.33 1 24 4 1 1 1 ○3−2日 今季初の火消し失敗(8回途中から登板。9回同点被弾)
6.2 1 19 4 1 2 ○7−3楽
6.7 2 37 8 3 5 ▲3−3ソ 8回途中登板も1失点。救援失敗。
6.10 1 16 4 1 2 ○8−4西
6.12 1 1 27 4 1 1 1 ○4−2ロ 2勝13S
6.13 1 1 16 4 1 1 3 ●8−9ロ 2勝1敗13S
6.22 1 15 3 2 ○13−7広 3勝1敗13S 11回一挙6点。
7.1 1 12 4 1 1 ○5−1中
7.2 1 1 15 4 1 1 ○10−8巨 3勝1敗14S
7.7 1 18 3 1 1 ○3−2ヤ 3勝1敗15S 30試合目

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

7.9

1 22 3 2 ○6−5横 3勝1敗16S
7.13 1 17 4 1 2 ●6−7巨
7.17 0.33 3 1 ○9−5ヤ 3勝1敗17S
7.20 1 8 4 1 ○5−4広
7.27 1 1 20 4 1 1 1 ○5−2横
7.30 1.33 26 4 3 1 ○3−2中 3勝1敗18S
7.31 1 15 3 1 △5−5中
8.1 1.33 23 6 2 2 1 ○8−7中 3勝1敗19S
8.12 0.33 5 2 1 ○10−6広
8.14 1 13 3 1 1 1 ○4−3ヤ 3勝1敗20S 40試合目
8.16 1 14 4 1 1 ○9−6ヤ 3勝1敗21S
8.17 1 10 3 1 ○12−8横
8.24 1 1 15 4 1 1 ●4−5広 3勝2敗21S
8.28 1 1 21 5 2 ○9−2ヤ
9.3 1 12 3 1 ○6−3横 3勝2敗22S
9.5 1.33 23 4 2 1 1 1 ○11−5広 3勝2敗23S 通算150S(=プロ野球10人目)
9.7 2 37 6 1 2 4 ○1−0中 3勝2敗24S
9.9 2 35 7 1 2 2 △2−2中
9.11 1 3 15 4 2 1 1 ●2−3ヤ 3勝3敗24S
9.16 1 16 4 1 1 ○2−1横 3勝3敗25S 50試合目
9.18 1 23 4 2 1 ○1−0巨 3勝3敗26S
9.20 1 23 4 1 2 ○4−2巨 3勝3敗27S
9.22 0 4 1 ●0−1x中 1死満塁で登板。1塁ゴロ失策であっけないゲームセット。
9.23 1 14 3 2 1 ○6−1中
9.29 1 20 4 1 1 ○3−1巨 3勝3敗28S
9.30 1 3 25 4 1 1 1 2 ●3−4横 3勝4敗28S 矢野引退試合を勝利で飾れず
10.3 1 14 3 3 ○7−2広
10.7 1 9 3 2 ●0−2横

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

合計

62.6 14 1023 227 47 7 81 25 2 1 防御率2.01安打率207

※中程の列にある打数安打は、打者・球児のものです。

☆クライマックスシリーズ

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

10.17 2 2 48 7 2 1 4 ●6−7 1敗

6−5と1点リードの8回表、予定より早めの登板で、誰が見ても2イニング任されるのは明らかだった。あまりいいイメージのない2イニングまたぎ。結果はストライクが入らず、まさかの逆転負けで今年もまたクライマックスシリーズを勝ち抜けませんでした。9月10月は球児にとって悪夢の2ヶ月となった気がします(T_T)。

☆オールスター戦(6年連続6度目の出場 ※セ抑え投手部門ファン投票1位:投票数350,854人)

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

7.23 1 16 3 3 ○セ4−1パ 2S(オールスター通算)

昨年は初の監督推薦(ファン投票は3位)での出場でしたが、今年は再びファン投票1位となり、ファン投票で5度目、自身6年連続の出場となりました。もう、オールスターの顔として定着しましたね(^^)。そして、任されるのがクローザー、セ界のクローザーとして認められている、ということですね(^^)。結果は、里崎(ロッテ)、片岡(西武)、中島(西武)を貫禄の三者連続空振り三振! 2005年以来の2S目です(^^)。

ファン投票選出後の会見で「子どもたちの印象に残るように。絶対3つ三振を取れるようにしたい」と宣言し、全球直球で予告通りの三者連続三振。シーズンでは何度か経験済みですが、オールスターでは初体験。後日「あれはオールスターで直球を投げるためのフォーム。直球を投げるためだけのね。」と従来よりもさらに左足を踏み込んでから重心を低く持っていくことを意識した投球だったことを明かした。ただ、体全身を極限までフルに使った投げ方は諸刃の剣であり、長いシーズンでは負担は大きいらしい。でも、クライマックスシリーズや日本シリーズの短期決戦では有効?そして、ここぞという時にも使えるかも(^^)。そういう意味でも、火の玉ストレート以上の超火の玉ストレートを試せた球宴は、価値ある登板だったかもしれません。

入団〜2009年までの成績

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