2009年 球児の歩み

2008年3月29日 対横浜戦より

 

2009年シーズン

WBCの日本代表抑えとしてスタートしたシーズンは、国際球が指になじまなかったのか数字以上に無念さが残った。そして迎えたシーズンは、チームの勝ちパターンが確立しないまま4月を10勝10敗で終わり、登板数はわずかに5。さあこれから、と思った5月3日、肘に違和感を覚え登録抹消。10日後の13日には再登録となりましたが、万全でないシーズン、やや不完全燃焼のまま終わったようです。

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

4.3 1 15 5 1 ○5−2ヤ 1S
4.12 2 26 6 1 3 1 △6−6巨
4.16 1 1 18 4 1 1 3 ○4−3中 2S
4.23 2 32 7 1 2 1 ○4−1中 1勝2S
4.28 1 10 3 1 ○8−4横
5.2 1 1 15 4 1 1 1 ●5−6巨 1勝1敗2S
5.13 1 1 26 4 1 2 1 ●1−2広 1勝2敗2S
5.19 1 7 3 1 ▲1−1ソ
5.23 1 17 5 2 2 ○7−3オ
5.25 1 31 4 1 1 2 ○4−3ロ 1勝2敗3S 10試合目
5.26 1 22 5 2 1 ●2−3ロ 1勝3敗3S    エラーがらみの失点1
5.27 1 17 4 1 3 1 ○4−1西 1勝3敗4S
5.31 2 27 6 1 4 1 ▲4−4日
6.3 1 1 21 4 2 1 ○3−2楽 1勝3敗5S
6.5 1 11 3 2 ○4−0オ
6.16 1 16 3 3 ○4−3日 1勝3敗6S              三者連続三振
6.21 1 19 3 2 1 ○4−2楽 1勝3敗7S
6.28 1 18 3 2 ○3x−2横 2勝3敗7S 0−2からの調整登板の予定が
7.2 1 14 3 3 ○4−3中 2勝3敗8S     三者連続空振り三振
7.5 1 14 3 3 ○4−1ヤ 2勝3敗9S     三者連続空振り三振 20試合目
7.10 1 11 3 1 ●5−7巨 同点での球児登板も延長12回、能見が打たれ(涙)
7.11 1.66 1 19 6 2 1 ▲2−2巨 今季初の回途中からの登板も9回に打たれ(涙)
7.14 1 13 3 1 ○5−4中 2勝3敗10S
7.17 1 14 3 1 ○5−1巨
7.19 1 13 3 1 ○1−0巨 2勝3敗11S
7.28 1 15 3 2 ○5x−4横 3勝3敗11S
7.31 1 1 13 4 1 1 2 ○3−2巨 3勝3敗12S
8.2 1 10 3 ○7−4巨 3勝3敗13S
8.7 1 16 3 2 ○4−0広
8.14 1 1 16 4 1 1 2 ○7−4巨 30試合目

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

8.16

2

30

5

3

2

○5−2巨 3勝3敗14S
8.18 1 16 3 2 ○4−1ヤ 3勝3敗15S
8.22 1 18 4 1 2 2 ○2−1広 4勝3敗15S
8.25 1 13 3 1 ○4−3横 4勝3敗16S
8.28 1 14 3 2 ○5−1巨
8.30 1 13 3 2 ○3−1巨 4勝3敗17S
9.1 1 16 3 3 ○6−1ヤ                          三者連続三振
9.4 1.66 20 5 4 1 ○2−0広 4勝3敗18S
9.6 2 19 6 1 ○4−1広 4勝3敗19S
9.11 1 13 3 1 ○2−1横 4勝3敗20S 40試合目
9.13 1 14 4 1 2 ○2−1横 4勝3敗21S
9.15 2 26 7 2 2 ○5−3巨 5勝3敗21S
9.16 1 14 3 3 ○7−6巨 5勝3敗22S       三者連続三振
9.19 1 15 4 2 1 ●3−4広
9.25 1 11 3 1 ○5−2中 5勝3敗23S
9.29 1.33 13 4 1 ○8−2ヤ
9.30 2 1 48 11 5 2 ○7−1ヤ
10.7 1 17 4 1 1 ○5−1広

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

合計

57.66 8 857 198 31 4 85 16 防御率1.25、被安打率157

※中程の列にある打数安打は、打者・球児のものです。

☆オールスター戦(監督推薦により出場 ※セ抑え投手部門ファン投票3位:投票数204,083人)

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

7.25 1 1 14 4 2 1 ●セ4−7パ

昨年までの4年間で6回2/3をノーヒットに抑え、オールスターでもその貫禄を見せていたが、シーズンの不調を示すかのように2009オールスター初球をサブロー(千葉ロッテ)にレフトスタンドに運ばれ記録ストップ。続く田上(ソフトバンク)にもセンター前に安打を許すが、併殺打で切り抜け2点目は与えなかった。WBC同様、完璧な投球とはいかなかったが、不完全燃焼の分は後半戦のシーズンで爆発させてもらいたい。

WBC

月日

自責点

球数

打数

安打

本塁打

奪三振

四死球

打数

安打

チーム

備考

3.5 1 20 4 1 1 ○日本4−0中国
3.9 1 12 3 1 ●日本0−1韓国
3.16 1 18 4 1 2 ○日本6−0キューバ
3.20 1 18 4 1 ○日本6−2韓国

当初は馬原(SB)とのダブルストッパー構想であったが、最終的には球児にストッパーは任された。まさに日本の守護神(^^)。初戦の中国戦はMAX145キロながら、格の違いを見せつけての完封リレーの締めくくり。第一ステージの決勝・韓国戦では、0−1の9回表、山口(巨人)が四球で出したランナーを背負っての登板。4番・金泰均を146キロのストレートでファーストフライにしとめるも、続く5番・李大広には8球を投じて四球を与え1死1・2塁のピンチ。が、ここが球児の真骨頂。続く6番・李容圭をファーストゴロ、ダブルプレーでピンチを脱し、最終回の攻撃に望みを繋ぎました。結果、逆転はなりませんでしたが、球児の投球は見事でした。

続く第2ステージは、まず初戦・キューバ戦の9回に登板。3番・セペダにいきなりライトへ2塁打を打たれたが、4番・ペラザ、5番・グリエルを連続三振にとり、最後はデスパイネをセンターフライに抑えて、この日も完封リレーを締めた。そして、第1ステージに続いて決勝は韓国戦。6−2の9回にマウンドにあがり1死から李机浩に安打は許したものの他は寄せ付けず零封。この日のMAXは146キロ。WBCでは、球児らしいライジングストレートが炸裂、という感じではないのですが、上手く変化球を交えてのニュー球児を披露してくれてます。でも、本調子ではないのかな?

結果、WBCで侍JAPANは2連覇したが、準決勝・決勝のマウンドに球児の姿はなかった。ストッパーとしてアメリカに乗り込んだはずなのに、マウンドに立てなかった悔しさは計り知れない。その悔しさを是非、シーズンで晴らして欲しい。

球児トップページに戻る