優勝症候群〜その発狂および傾向と対策に関する一考察〜

 

2003年9月初旬、阪神優勝の声が高まるにつれ、大阪道頓堀川へ飛び込む人が出るのではないか、と報道され、実際5000人を超える人たちが飛び込んだ(T_T)。腹立たしいのは「阪神ファン5000人」と報道
されたこと。18年優勝を待ち続けたファンから言わせてもらうと、あれはファンでもなんでもない。阪神優勝を口実にただ単に騒ぎたいだけの輩である。

飛び込んだ側の言い分は「誰にも迷惑かけてないからいいじゃないか」らしいのだが、当日の御堂筋の混雑、そして真の阪神ファンである我々にも「だから阪神ファンは...」と浴びせられる罵声の数々。実際、大変な迷惑をこうむってます(`´)。

マスコミの報道を控えれば...。全国中継するから目立ちたがり屋が次から次へと現れてくるのかもしれません。とにかくあの人たちには阪神ファンを語って欲しくないです。当日あそこに見に行っただけの人も同じです。暴走族のとりまきと同じであおっている、ということを理解できてるんでしょうか...。

「恋愛症候群」という歌は言葉が多く、特に「めまいたちくらみ...えーとせとら」のところは結構苦労しました。字余り字足らず多々ありますが、これが真の阪神ファンじゃ、というところをこの歌でわかっていただけたら、と思います。

 

故意と言われる一過性の優勝症侯群における
その発狂及び傾向と対策について考える
年齢 性別 職業 ツベルクリン反応 郵便番号の
如何を問わず 凡そ次のとおり
開き直らねば何も出来ず ただ暗く爪をかみ
飛び込んで行く奴をちゃかし続ける 観る型
他人のことなど考えられずに道頓堀向かって
狂気で飛び込み勝手に盛り上がってる 飛ぶ型
今日は観るだけ自分に言い聞かせて現場に行ったが
熱しやすく勢いで行っちまった 誘われ型
それはみんながやっちゃいけないと言ってるんだから
何があっても飛び込まない 冷静型
 それまで 川を掃除したけど泳ぐには向かないと
 大阪市も「やめて」と何度もお願いしてたのに
 川に向かって「バカヤロー」と叫びたい奴らが次々と
 虎の仮面をかぶって騒ぎ続けた
なにしろこれらがある特定の人にだけ反応するって事を
ファンは一種の冷めた目で悲しんでいる

故意に落ちたら一部の例外もなくそれこそみんな
男は叫び続け 女も恥じらいを捨てて騒ぐものらしい
勢い 自慢 自己満 目立ちたがり屋 その他暑いからとか
集団心理とは恐ろしくもある光景
マスコミは社会の動きを見せなきゃならないものであるし
報道の自由があるということも知っているけれど
あるもの 見るもの 聞くもの 飛ぶ者すべて報道しようとするのは
少しは考えてもらいたい
 おそらく一回二回と観るうち燃えてくるんですよ
 飛ばなきゃと誤解や錯覚して興奮
 そのうち阪神優勝したこと単なる口実で
 次第に意味なく飛んでる奴ばかり

ファンとは めまい 立ちくらみ 食欲不振でも負けずに応援し
注意力散漫でチームが連敗 息切れても縦縞
愛し 惚れ込み 生活 犠牲に
給料 グッズに つぎ込み 応援
何年 我慢 してでも 来季の 飛躍 願って
日々 応援 するのさ ファンとは
えーと えーと・・・不安でもある(^^;)
とにかくそんな風に悩んじまってみても
辞められずに阪神
応援するのが ファンなんだ そうだろう

ファンは必ず消えていくと誰もが言うけれど
二通りの消え方があると思う
一つは心が枯れていくこと そしてもう一つは
死ぬまで 応援 続けること
チームに求め続けていく者はファン? それはにわかファン
互いに成長するのが 真のファン
だからありったけの声援 チームに送り続けられたら
それだけでいい
おそらく求め続けていく者は負けると ファンも辞める
真のファンはそれでも 応援続ける
だからありったけの声援 チームに送り続けられたら
それだけでいい
あなたのファンである 心からしあわせです...

 

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