口内炎

 

口内炎になった時の痛み、誰でも経験ありますよね。また、そういう時に限って旨いもんを食えるチャンスに巡り会えるというか...。でも、旨いなんて感覚全くなくって、ただ空腹感を満たすためだけに食べてるというか...。口の中を清潔にしとかないと治りも悪いけど、歯磨きする時、あの歯磨き粉がしみる瞬間の痛みと言ったら...。もう、思い出すだけで痛い(>_<)。

元歌は「甲子園」という曲です。曲名は「口内炎」ですが”内”は”うち”とも読めますよね?「こう・うち・えん」-->「こううちえん」-->「こうちえん」と読んでいただく方がいかにも「甲子園」の替え歌っぽく聞こえてきていいかもしれません。また、物語が展開されている喫茶店は、まさしんぐTownにある有名な喫茶店「安眠」です(^^)。

 

喫茶店のコーヒーもしみる口内炎
モーニングの香りが口の痛みと戦ってる
黄身がパサパサして 直接触れると痛い
大好物のサンドイッチ 食いながら私は涙を流すわ
サラダに付いてるトマトの汁しみる
ドレッシングもしみてくる 味の良し悪しわからない
当然誰も知らない この店にいる人たち
僕が口の痛みに 耐えながら食べてるってことをね
 「あっ痛っ!」と突然一人で叫ぶ
 店中の客の視線を感じる
 僕は「口内炎が出来ちゃってるんです」
 言うしかなかった
 ちょっと恥ずかしかったけど Mu〜

「それはとても大変ですね」とマスターが
「ゆっくり食べて下さい」とウェイトレスの声がする
喫茶「安眠」の客も 僕が演じるドラマを
手に汗握り見つめる 何だか恥ずかしい時間を過ごした
何千幾つの調理法の中で
たったの一度も しみない料理はひとつもない
でも多分すぐに治せる 特効薬なんてない
痛みこらえながら 食べるしかないって事だね
 「あと一つ」と今度は心の中で
 僕は黄身を見つめ何とか食べ終える
 でも実は本当の地獄はここから
 右手に歯ブラシ持って
 洗面台に立ったところ Mu〜気合い入れ

 

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