仮面ライダーＶ３

デストロンの怪人ハサミジャガーに、両親と妹を殺された風見志郎。１号ライダー本郷猛の大学の後輩でもあり、デストロンに瀕死の重傷を負わされたが、１号２号ライダーの改造手術によって力と技を兼ね備えたニューヒーローが誕生した。ベルトに装着されたダブルタイフーンが無限の力を呼び起こし、ハリケーン号とともにデストロンに対抗していった。

一方、デストロンの大幹部ヨロイ元帥は、自らの地位を脅かす科学者結城丈二を罠にかけ、その右腕を奪った。復讐鬼となった結城は、自らの右腕を手術しし、完全な改造人間ではなかったものの、デストロンを脱走して孤独の戦士となった。当初は、デストロン、そしてＶ３の両方に敵対心を持っていたが、風見志郎の言葉に徐々に心を入れ替えていった。Ｖ３の後半は、このライダーマンの動きにも注目である。

お勧めは第27話「生き返ったゾル・死神・地獄・ブラック」、第28話「五大幹部の総攻撃!!」。ショッカー怪人と共にショッカー幹部を復活させてのドクトルＧの最後の作戦。五大幹部の総出演はライダー揃い踏みに匹敵する豪華さである。

蛇足だが、第２話のダブルライダーや最終話のライダーマンはどう見ても死んでいる。しかし、その後のシリーズで何もなかったように登場するのは少し矛盾を感じるが、まあその辺を細かく追求しないのも真のライダーファンといえるだろう。(^^)

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