専門学校

平成大不況と言われる現在、大学や短大を卒業しても就職出来ない場合も少なくないようである。その中には、手に職をつけるために専門学校へ再入学する者も少なくないようである。様々な職業に直結した実践的な教育で、資格取得にも大学・短大に比べ力を入れている。また、卒業までの期間も１年〜３年くらいまで様々であるから、いろいろな専門学校を調べてなるべく自分の希望に沿った学校選びをする必要がある。

入試はほとんどの場合、書類選考や面接、作文(小論文)などを組み合わせて実施しており、医療系を除き学科試験を行っている学校は少ない。医療系の場合、下手な大学より入試が困難な場合もあるが、それ以外の場合、合格に関して大きな項目を設けている学校は少なく、今や希望者全入、という学校もある。

ただし、合格後は資格を身につけることに重点を置いているため、大学に比べて自由な時間も少なく、よりハードな学校生活が待っている。それに応えた者が、より高度な資格を身につけることが出来るわけである。つまり、簡単に言うと、専門学校は大学等に比べて非常に合格しやすくなっているが、一般的に見て、入学後は逆に大変である。

専門学校は全国に３０００以上あり、その分野も多岐にわたっている。同じ学科名であっても内容が全く異なるケースも少なくないため、出来ることなら実際にその学校に行って、自らの目で確認してきて欲しい。専門学校は体験入学等を積極的に行っているので、それを利用するのもいいし、他の日でもあらかじめ連絡しておけば大抵校内を案内してくれる。

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