問6の解答は88です。

古い文献では68というのもありますが、塵劫記など多くの文献では88であると書かれてあります。無量大数までは以下のように数えます。一から千までは1桁ずつですが万以降は4桁ずつ上がります。千、万、十万、百万、千万、億、十億、という風に…。極以降は8桁ずつ、という考えと、それまでと同様に4桁ずつという考えの違いから68と88の差が出ています。また、無量と大数を別々に考えていたり、読みや漢字が異なっていたり、文献によって少し違いが見られます。

一(いち)
十(じゅう)
百(ひゃく)
千(せん)
万(まん)
億(おく)
兆(ちょう)
京(けい)
垓(がい)
(じょ)…該当する漢字がありません。のぎへんに予という字です。
穣(じょう)
溝(こう)
澗(かん)
正(せい)
載(さい)
極(ごく)
恒河沙(ごうがしゃ)
阿僧祇(あそうぎ)
那由他(なゆた)
不可思議(ふかしぎ)
無量大数(むりょうたいすう)

尚、詳しい解説については狂授こと中川様のページを御覧下さい。m(_ _)m