問5の解答は5050です。

19世紀の数学者、ガウス(ドイツ)が小学校低学年のときの逸話です。彼の先生が、あるとき、生徒を自習させてその間に急用を済ませてしまおうと考え「1から40までの整数の和を求めよ」という問題を出し、小学生だし1時間くらいはかかるだろうと思っていた。しかし、ガウスは一瞬のうちに答えを出してしまったのです。さて、小学生のガウス少年の出した解法とは?

1+2+3+…+40=(1+40)+(2+39)+(3+38)+…+(20+21)
            =41+41+41+…+41
            =41×20
            =820

ということは、この問題にも応用できますよね?同じように考えると、101×50となるから答は5050になります。ちなみに高校数学の「数列」という章で、これも含めてもっと詳しく習うことになります。