ノーヒットノーラン

往年の名投手、村山やバッキー、江夏らが記録したノーヒットノーランも、最近は投手の分業制が進み、ノーヒットノーランどころか完投する投手すら、かなり少なくなってきている。阪神では完投投手は年間で２０前後まで減少しているのが現状である。

そんな中、最近ノーヒットノーランを達成したのは、サブマリン川尻哲郎投手。１９９８年の５月２６日の対中日戦で記録している。川尻はこの年、プロ野球界を揺るがした脱税事件に関係しており、開幕から３週間の出場停止処分を受けていた。それにもめげず練習を積んでおり、その成果がこの試合で現れたのである。この前が湯舟敏郎投手(1992年６月14日、対広島戦)、そしてその前はというと、前出の村山・バッキー・江夏の時代までさかのぼることになる。

これに続くのは果たして誰か？藪？井川？それとも．．．。

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