藤村富美男
サイクル安打。1試合のうちにヒット、2塁打、3塁打、本塁打をすべて記録する。1試合で4安打することすら難しいのに、それをシングル〜ホームランまで打ち分ける(と言っても本人にその意識はないだろうが。あったらもっと凄い...。)ことは、なかなか至難の業である。あと1つ、と迫って残るは2塁打のみ。放った打球はスタンドイン...。(^^;;;) 4安打も出るということは好調の証。だからこそ、なかなか4種類の安打に打ち分けるなんて難しいのだ。それを生涯で2度記録した日本人選手は後にも先にも藤村一人である。1948年10月2日の対金星戦は、プロ野球史上初のサイクル安打達成でもあった。そして1950年5月25日の対広島戦で2度目の達成。
首位打者(’50年)、本塁打王(’49年、’53年)、打点王(’47年、’48年、’49年、’53年)など数々のタイトルを獲得、’49年にはMVPに輝いている。物干し竿の異名をとった長めのバットを自在にコントロールし、創世記のタイガースを支えた、初代ミスタータイガースである。その背番号10は永久欠番。
通算1558試合に出場、5648打数1694安打。
打率300、224本塁打、1126打点、103盗塁。
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