セシル・フィルダー
ランディ・バースが去った後のタイガースの打の助っ人、その名はセシル・フィルダー。当時の日本球界に来る助っ人は、大リーグで活躍後、力の衰え始めた選手、というのが大半であったが、フィルダーは当時26歳。まだまだ若く、これから大リーグで羽ばたこうか、という選手であった。
少しチャンスに弱かった面を差し引いても、来日1年目で3割30本塁打を記録した打撃は賞賛に値する。特に横浜球場での特大の場外弾は、ファンなら記憶に残る一打であったと思う。2年目の契約のもつれから、わずか1年で日本球界を去ったが、そのまま在籍していれば2年目はもっと打撃が爆発していたに違いない。その後の大リーグでの彼の活躍がそれを証明している。
彼が日本で成功し、大リーグ復帰後大活躍したことから、アメリカの若手選手の中に「日本で経験を積み、将来は大リーグに復帰したい」と考える選手が出始めた。これが結果的に日本球界に、力の衰え始めた外国人ではなく、若い外国人選手が来日するきっかけの一つを作ったことになる。
通算106試合に出場。384打数116安打。
打率302、38本塁打、81打点、0盗塁。
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