タルト対決 

 

愛媛でタルトというと下の写真のような「”の”の字のお菓子」。メーカーによって若干の差はありますが、基本的に柚入りの餡をカステラ生地でくるんだお菓子のことをそう呼びます。その代表選手は一六本舗の一六タルト。タルトは初代松山藩主の松平定行公が長崎で南蛮菓子に出会い、それを伝えたと言われています。明治以降、松山の菓子司にその技術が伝わり、四国の名産となったそうです。そして、1975年にハタダ本舗が、そのタルトと愛媛の特産品である栗をミックスさせたハタダ栗タルトを製造しました。(一六本舗&ハタダ本舗のHPから抜粋。詳しくは各HPをご覧下さい)

        

写真でおわかりの通り「”の”の字のお菓子」をカステラのような生地にくるんで販売されています。もちろんどちらもちゃんと手頃な大きさにスライスされたものを包装しています。写真はどちらも3本ずつが1箱となっていますが、1本でも売ってもらえますし、一口タルトと称して1個ずつ小分けされての販売もしています。

 

 

一六タルト

ハタダ栗タルト

大きさ

横6.8センチ
縦5.7センチ
厚さ1.8センチ

横6.4センチ
縦5.5センチ
厚さ1.8センチ

重さ

約37グラム

約34グラム

生地

比較するとこちらの方が細かい生地です やや粗めでこちらの方が黄色が少し強く(卵の量の差か?)味もカステラに近い

気になる程ではないがこちらの方が、やや柚の味が濃い 比較すると、こちらの方が柚の味が薄い

こうやって表にして比べると、ハタダ栗タルトの方が少し小ぶりなようですが、価格に差がないため栗が入ってるぶん、小ぶりになっちゃったのかな(^^)。気になるほどの差があるわけではないし、栗が入ってるか否かは好みの問題だと思います。虎キチ@愛媛の個人的な意見としては、両者引き分けというところです。これじゃ対決の意味がないですね(^^;)。ただタルトはこの2社以外からもかなりいろんなところで製造・販売しているようですが、この2社のものが一番だと思います。2社のどちらにするか?とりあえず一口タルトを両方購入して食べ比べてから箱入りの土産を選ぶ、というのも一つの方法ではないでしょうか?

 

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