観戦記35

坊っちゃんスタジアムでの3連戦。当初は土曜日だけ行く予定だっのですが、ルーキー藤浪が開幕以来ずっと日曜日に登板しており、ここまで6試合に投げて3勝1敗で防御率2.12とエース級の活躍をしていました。せっかくの藤浪を生で観れるチャンスを逃してなるものか、と観戦数日前に急遽チケットを購入…が、チャンスを逃しちゃいました(^^;)。前日の試合直前に夢ツアー仲間の大阪Gさんより「藤浪背中の痛みで登録抹消」のメールをもらい、まさかの結末(T_T)。でもまあ代わりに先発するのがエース・能見ということで、それはそれで良しとしなきゃね。藤浪にも早く復活してもらいたいものです。

さて、観戦2日目はお気に入りの2階自由席。京セラの2階席のように混雑しないので、席を自由に移動しながらいろんなアングルから試合を観れるので好きなんですね(^^)。が、今回はその期待も裏切ってしれました(T_T)。県が考えたのか、それともテレビ局が考えたのか、県内の小学生に2階自由席無料券を配布したようです。同僚の先生が「学校で子供がもらってきた」と言ってたので、随分大々的に配布したようです。子供一人につき大人一名が、本来2000円のところを半額の1000円で入場できる、ということでかなり多くの親子連れが観戦に訪れていました。ちなみに、虎キチ@愛媛の前に並んでいたのが夫婦二人と子供二人。子供二人が無料で両親がそれぞれ半額だから4人で2000円。おいおい、虎キチ@愛媛一人の入場料と一緒じゃん(^^;)。でもまあ、こというファンサービスは大切ですね(^^)。

ところでファンサービスといえば、今回はヤクルトの主催ゲームでしたが、DJみたいな良い声の男性がヤクルト側の選手紹介から始まり、各イニングの始まりに「さあ、ヤクルトがそろそろ反撃を始めるぞ」みたいなアナウンスをして盛り上げてくれてます。特にほとんど毎イニング言ってる「GOGOスワローズ」のフレーズなんて、思わず一緒に言ってしまいそうになるくらい(^^;)。ヤクルト応援してどうすんねん、と一人ツッコミ入れてました(笑)。で、これ誰やろ、と思いつつ何気なくグランド観るといた! 外国人(@@)。あまりにも上手すぎてどう聞いても日本人が喋っているようにしか、というより、日本人以上に日本語が上手かった。あとで調べてみると、パトリック・ユウ(写真下左1)というディスクジョッキーでした。上手いはずだ(^^)。ヤクルトは、他にもパッション(写真下左2)というダンスチームが各イニングの選手交代の際に出てきて盛り上げるなど、阪神も見習って欲しいな、という演出が多かったです。また、この日は松山ということで、マドンナ大使(写真下右2)やゆるきゃらが大集合(写真下右1)してました。でも、これ何?というゆるキャラもいたし、大人気のバリィさんがいないのは残念(T_T)。と言ってる場合ではなく、野球観戦に来てるんでした(笑)。

      

さて、先発は能見ということで、左投手を見やすい1塁側の最前列に陣取って観戦しました。1塁側はヤクルト側でしたが、2階席ですし、甲子園のように1塁側も3塁側も関係内や炉、と考えていた自分が甘かった。岩村がヤクルト入団時よりほぼ毎年、春のキャンプイン前に数選手とともに自主練習を行っていたり、ヤクルトの秋季キャンプは坊っちゃんで行うことも多く、その関係もあってか、いつもはどこに隠れているんだ、と思うくらいヤクルトファンが集結してきてました。藤本ユニで少し形見の狭い観戦となりました(^^;;;)。

試合の方は、初回いきなり西岡の二塁打から2四球で無死満塁。でも、周りに気を遣い控えめに喜びながら(笑)観戦。が、なんとマートンの打球はセカンドライナー、そしてセカンド封殺のダブルプレー(T_T)。良い当たりが悪い結果になると流れが変わると言われます。良太がセカンドゴロに倒れて無得点に終わると、3回以外は毎回ランナーを出すもののタイムリーが出ないイライラする展開に…。4回には1死1・3塁から藤井のセンターフライでマートンが生還…のはずが比屋根の好返球にはばまれアウト(写真下左)。逆に能見(写真下右)が3回に1点を許し0−1、そのまま試合は終盤に進みました。

  

しかし、8回についに試合は動きます。7回無失点に抑えていた八木を代えてくれたんですね(^^)。132球と球数は投げてましたが、打っても打っても得点に繋がらない(7回までに7安打3四球)だけに、代えてくれたのはラッキーでした(^^)。8回、代わった松岡の初球をセンター前にはじき返した鳥谷が二盗を決めるとマートンが同点タイムリー(写真下左1)を放ち遠かったホームベースにようやく鳥谷が生還(写真下左2)し同点。そして、マートンの代走・田上が再び二盗、これが新井貴の逆転2ラン(写真下右2)を呼びました(^^)。2日連続でホームランパフォーマンス(写真下右1)見れてラッキーです(^^)。

      

逆転してこれで安心…と思いきや、8回裏に代打・水田にホームランを打たれ1死から田中浩に二塁打を打たれたところで安藤(写真下左)に交代。バレンティンを敬遠して畠山を何とか抑えて責任を果たしたくれました。そして9回には、ここまで10打席ノーヒットだった代打・檜山が今季初安打をライト前に落として1点追加。決して良い当たりではなかったけれど気持ちが運んだヒットというんでしょうか、とにかくこれが上昇のきっかけになってくれるといいな。そして、9回はこれまたここまでピリっとしなかった新守護神・久保(写真下右)が三者凡退に抑えてゲームセット。零行進で苦しいゲーム展開をベテランが持ち味を出して締めてくれたナイスゲームでした(^^)。

    

ヤクルトvs阪神 12回戦

〔阪神〕 能見−安藤−久保
〔ヤクルト〕 八木−松岡−ロマン
[勝] 能見3勝2敗
[S] 久保2勝2敗6S
[敗] 松岡1勝2敗
[ホームラン] 新井貴6号、水田1号

観戦記に戻る

選択メニューに戻る

虎キチ@愛媛なページに戻る