観戦記17


(バックネット裏2階席からの眺め。左上の白いのは月ですよ)

2年連続の2夜連続の坊っちゃんスタジアム観戦。う〜ん、こんな日が来るなんて夢のようです(^^)。2日目は昨年同様内野2階自由席を確保。大阪ドームの自由席はほとんど満席になりますので一度座れば移動はほとんど出来ませんが、坊っちゃんは半分くらいしか埋まらない。ですからその名のとおり自由に席を行き来できますので、いろんな席からの眺めを満喫でき、隠れた穴場で好きな席なんです(^^)。昨年も2日とも当日券があったようですから急いで買わなくてもいいかな、と余裕を持ってましたが、発売開始初日に出かける用事があったのでついでにロッ○ーにて購入。あの機械、キーボードは五十音順に並んでるし、何のために入力するのかわからない名前や電話番号をいちいちその打ちづらいキーボードで打たなきゃなんないので嫌いなんですよね。おまけに観戦チケットと駐車券をわざわざ別々に購入しなくちゃなんなくて、そのたびに名前などの再入力を求めてくる。ネットに慣れてくると、ああいうのがかえって面倒ですね(^^;)。

前日の駐車場で懲りましたし、自由席で早めに行っていい席を確保したかったのでこの日は13時30分頃には球場に着きました。そのかいあって、球場のすぐ横、出入りが簡単な場所に駐車することが出来ました。虎キチ@愛媛のすぐあとに2台入ってその場所は満車になりましたので、あと5分遅かったらそこに停めることは出来なかったと思います。

さて、開門までは2時間半もあります。一緒に観戦する予定のRさんは16時半頃来る(^^;)ということでしたので、MD持参。さだまさしの「のちのおもひに第一夜」を聴きつつ、長崎に行っている夢ツアーメンバーと携帯MLで連絡を取るなど、阪神を見に来つつさだまさしで楽しむ、という至福の時を過ごしました。陣取った場所は昨年同様バックネット裏入り口。ここはこの時間帯日陰になることも確認済み(^^)。同じ時間に長崎で並んでいる仲間から「暑い」というメールを受け取り、少し悪い気がしながらもさだまさし三昧の時間を過ごしました。

並んでいる間、すぐ横に並んだ50歳くらいのおじさんや後ろに並んだ小学生の子供2人を連れたお母さんと意気投合して話をしているうちに時間はすぐ過ぎていきました(^^)。おじさんは野球にも詳しく昨日の試合のことや今日の先発予想で盛り上がり、逆に親子連れの方は初めての野球観戦、ということで「2階席ならバックネット裏がお勧めですよ」「弁当やジュースは中で買うと高いですよ」等と教えてあげたりしてました。開門して2階席に駆け上がる途中、おじさんのカバンからペットボトルが落下。わずか2時間程度とはいえいろんな話をして一緒に過ごした間柄、もう他人のような気がしなくなっちゃってますから「落ちましたよ。もうほっとけないですし」と言って拾って渡してあげるとニコニコしながら受け取ってくれました。親子連れの方は結局、すぐ横に座りまして観戦中も何度か言葉を交わしました(^^)。

開門しても試合開始まで2時間あるんですが、広島の練習を見つつMD聴いてて、そのうちRさんが合流。7月の夢ツアーの出題の件や9月の夢ツアー、そして先日の八幡浜のさだまさしコンサートやこの日行われてる長崎からファイナルのことなど、いろんな話をしながら時間を過ごしました。周りから見れば会うのが2回目の2人とは思えないでしょうね(^^)。岡田監督とブラウン監督がメンバー表を交換(写真下左)し、始球式は前日に続き、8月18日〜20日に坊っちゃんスタジアム・マドンナスタジアムで開催される第2回全日本女子硬式野球選手権大会に出場するマドンナ松山の女子選手(写真下中)。なんと見事なノーバウンドストライクで球場内から大拍手。先発は能見(写真下右)、「女子選手に負けるなよ」と小心者(^^;)なので声には出せず心の中で叫んだ虎キチ@愛媛でした。

      

能見は初回2死から嶋に右中間を破る大飛球を放たれるも赤星の好返球で3塁タッチアウト、とりあえず無得点スタートです。一方広島の広池も左サイドから右打者内角へえぐって入ってくるようなクロスファイヤーが面白いように決まり昨日と違って0−0の静かなスタートとなりました。で、その均衡を破ったのが能見(^^;)。3回、簡単に2死をとったものの緒方、嶋に連続四球を与え新井、前田に連続タイムリー(T_T)。フォアボールから崩れる、という教科書通りの展開にため息(^^;)。撮った写真整理していてわかったんですが、能見ってボールを離すときにキャッチャーの方を向いてないことが多いようです。これでは確かにコントロールも定まりません。右上の写真もそうですね(^^;)。

さて、松山では過去2連戦が2回、いずれも1勝1敗でした。昨日勝ったから今日はダメなんかなぁ、と思っていたところ3回裏打線が爆発。まさか能見に合わせたわけではあるまいが、あれだけ面白いように決まっていた広池のクロスファイヤーのコントロールが乱れはじめ赤星、シーツが四球で出塁。ここから、金本、浜中(写真下左)、鳥谷(写真下中)、矢野(写真下右)と怒濤の4連続タイムリーで逆転\(^^)/

      

4回にも1点追加して「完全に阪神ペース」と思ったのもつかの間、またまた能見がやってくれます(^^;)。5回に上位打線につかまり2失点。で、6回からは桟原。おいおい大丈夫か、と思ってたらやっぱり大丈夫じゃない(^^;)。いきなり二塁打と四球で無死1・2塁の大ピンチ。1三振後、鳥谷の悪送球まで出て1死満塁。でも岡田監督って我慢強いというかなんというか、とにかく緒方までは桟原で行きました。その緒方を何とか三振にとって江草(写真下左)に交代。桟原も結果的には2奪三振取ってるわけですし、いい球も来てたんですからもっと自信持って投げればいいんですけどね。右サイドから150キロ前後の速球持ってるんですから、もっと飛躍して欲しいもんです。

さて、3番手・江草。昨日は安藤の残したランナーを綺麗に掃除してしまいました(^^;)ので、少しだけ不安でしたが嶋をライトフライに取り6回のピンチを切り抜けると8回途中までの1回2/3を1安打無失点と無難にまとめてくれました(^^)。7回裏のジェット風船(写真下右)、2階席最上段に移動して眺めましたが壮観でした(^^)。壮観さが写真で伝えられずすみませんm(_ _)m

その7回裏、恐ろしいことがおこりました。1死1塁に金本を置いて鳥谷が送りバント。それがキャッチャー前の小飛球となり1塁ランナー・金本が慌てて帰塁、キャッチャーからの送球が金本の足を直撃(><)。ボールがファールゾーンを転がる間に2塁まで進みますがそこでうずくまって痛がる金本、球場内は騒然としてしまいました。しばらくして2塁ベースから1塁方向に足踏みしつつ、足を叩いて自らを確認するようにしてました。3分ほど中断してそのまま試合続行となりましたが、この試合で連続フルイニング出場993試合となる金本。無理はして欲しくないけど致命傷にならないことを祈るばかりでした。

   

5−4で8回裏になったところで9回の球児登板に備えてバックネット裏から3塁側方向へ移動しました。右投手を撮るには一番いい位置に陣取り球児を待ちます(^^)。で、何気なくベンチ方向に目をやると、ボールボーイの横にトラッキー(写真下左)。イニングの間以外は裏に下がってぬいぐるみをはずしてるのかと思いきや、こんなところで観戦してるんですね(^^)。

さて8回裏、感動の場面が訪れました。1死満塁で金本(写真下中)。3球目をたたくと、打球は右中間へ。ぐんぐん伸びてスタンドイン、なんと満塁ホームランです\(^^)/\(^^)/\(^^)/ あのアクシデントのすぐあとの打席だっただけにその集中力とパワーに感動です。大喜びしようと思った瞬間、自分が3塁側に座っていることを思い出しました(^^;)。しかも5点差になっちゃうと球児の登板はなし? なんか複雑な気分のまま、それでも金本の偉業に敬意を払いつつ立ったままホームインする姿を眺めておりました。8回途中からマウンドに上がっていたダーウィン(写真下右)が9回を締めゲームセット。ヒーローインタビューは2夜連続の金本でした。

      

試合終了後、駐車場に向かい出口へ。好位置に駐車していたかいがあり、わずか数分で脱出成功。昨日とは雲泥の差です(^^)。松山での初の2連勝、そして今年の虎キチ@愛媛の観戦歴は4戦4勝となり通算10勝目となりました(^^)。この勢いで9月の甲子園で5連勝いただきです!

阪神vs広島12回戦

〔広島〕 広池−ロマノ−梅津−高橋−林
〔阪神〕 能見−桟原−江草−ダーウィン
[勝] 能見2勝3敗
[S] ダーウィン0勝2敗2S
[敗] 広池2勝2敗
[ホームラン] 金本14号

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