2009年ドラフト会議

 

ドラフト1位は蕭一傑(しょう・いっけつ)投手(奈良産業大学)。
181センチ、86キロ、右投げ右打ち、22歳。
台湾出身で、日南学園高校へ野球留学。スタミナ抜群で、思い速球と変化球のコンビネーションで関西ナンバーワン右腕の呼び声も。野球大学3年生の春まで抑えをやっていおり、奈良産業大・藤原監督が「打者の内角を意図的に突ける投手」というように、そのハートは完全なストッパー向き。MAX148キロの速球と、縦に割れる大きなカーブを武器に、将来は抑えとしても期待したいが、まずは先発ローテーションに入ってバリバリ活躍してもらいたいところ。

ドラフト2位は柴田講平外野手(国際武道大学)。
175センチ、77キロ、左投げ左打ち、22歳。
50メートル走5秒7、遠投110メートルの強肩であり、なおかつ千葉県大学リーグで2005年秋、2008年春と2度の首位打者とベストナインに3回輝くなど、シュアな打撃にも定評がある俊足好打の逸材。大学通算成績は打率327、27盗塁で、赤星2世の呼び声に負けない活躍を期待したいところです。

ドラフト3位は上本博紀投手(早稲田大学)。
173センチ、70キロ、右投げ右打ち、22歳。
1年春からレギュラーでフルイニング出場を継続中、「鉄人」の系譜を受け継ぐ頼もしい男。東京六大学リーグで通算100安打を達成、ベストナインにも5回選出された大型二塁手。巧みなミートが持ち味で、50メートル走6秒1の俊足と堅実な守備も魅力。鳥谷との早大二遊間コンビ結成も楽しみ。

ドラフト4位は西村憲投手(九州産業大学)。
182センチ、80キロ、右投げ右打ち、21歳。
MAX145キロ右腕。今秋の福岡六大学野球リーグでは4勝を挙げ、大学通算17勝をマーク。投球テンポの良さに加え、どんなピンチにも動じない、メンタル面の強さがある。福岡工大城東では、2位指名の柴田と同級生で、ともに甲子園出場を果たした仲でもある。

ドラフト育成枠1位は野原祐也外野手(国士舘−北陸BCL・富山サンダーバーズ)。
178センチ、83キロ、右投げ左打ち、23歳。
北陸BCリーグで2007年、打率412、14本塁打で2冠王、MVPに輝く。2008年m打率368(2位)、45打点(3位)とサンダーバーズの不動の4バントして活躍、2年連続MVPに輝いた。将来の目標にトリプル3(シーズン3割30本30盗塁)をあげる。“富山のおかわりくん”と呼ばれる風貌からは想像出来ないが、実は50メートル走で5秒台を誇る俊足の持ち主。

ドラフト育成枠2位は吉岡興志投手(常磐大学)。
187センチ、105キロ、右投げ右打ち、22歳。
最速150キロ右腕は1食で米3合を平らげることもある大食漢。まずはベストである96キロまで減量することが出来れば、登録も見えてくる。先輩・久保田との巨漢コンビが楽しみ。

ドラフト育成枠3位は藤井宏政内野手(加古川北高校)。
183センチ、81キロ、右投げ右打ち、18歳。
高校通算本塁打33本を誇る長打力が魅力の大型遊撃手。50メートル走6秒5、遠投100メートル。

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