2008年ドラフト会議

 

大学生・社会人ドラフト1巡目は白仁田寛和投手(福岡大)。
187センチ、80キロ、右投げ右打ち、22歳。
最速148キロの大型右腕で、即戦力の活躍が期待できる逸材だ。直球だけでなくスライダーも一級品

大学生・社会人ドラフト3巡目は石川俊介投手(上武大)。
184センチ、82キロ、右投げ右打ち、22歳。
フォークが武器 ストレートに2種類のフォーク、スライダーがあるし、将来性に期待できる150キロに迫るキレのある直球と、打者の手元で鋭く落ちるフォークが武器の本格派右腕。チェンジアップにスライダー、カーブと変化球の球種も多彩

大学生・社会人ドラフト4巡目は黒田祐輔投手(シャンソン化粧品)。
190センチ、85キロ、右投げ右打ち、21歳。
最速149キロを繰り出す身長190センチの大型右腕駒大では2年春から登板も、師と仰いでいた太田誠前監督の退任にショックを受け、2年秋のリーグ戦終了後に退部。同時に大学も中退した。その後は実家がある静岡に戻り、母校・静岡高で練習。そこで同校の野球部後援会長を務めるシャンソン化粧品・川村修社長に導かれて入社。仕事を終えた午後3時過ぎから母校で練習した次世代のエース候補は、「上でやりたい」と言い切った。

大学生・社会人ドラフト育成枠は田中慎太朗内野手(立正大)。
180センチ、80キロ、右投げ右打ち、22歳。
3年春には東都大学リーグで指名打者のベストナインに選ばれ、右の大砲に育つ長打力を秘める。守備力が課題と言われ、ドラフトでの獲得枠からはもれる見込みだが、スイングの速さには定評がある。

 

高校生ドラフト1巡目は高濱卓也内野手(横浜高)。
182センチ、77キロ、右投げ左打ち、18歳。
強肩かつ正確なスローイング、50メートル6.0秒の俊足、ミートセンス抜群で勝負強い打撃、と三拍子揃った内野手。佐賀・城南中では最速138キロを記録していた話題の投手で全日本少年軟式野球大会で全国3位になった実績をひっさげて横浜高校入り。1年からレギュラー獲得し成長痛に悩まされながらも甲子園で4割近い打率をマークするなど活躍し、新チームでは主将を務めた。身体能力は横浜高校でも歴代屈指で、「これから上に行って伸びると思いますよ」という横浜高校・渡辺監督談に期待が高まる。

高校生ドラフト3巡目は森田一成内野手(関西高)。
185センチ、88キロ、右投げ左打ち、18歳。
荒削りで打球が早いが変化球には弱い。和製大砲候補と言える長打力が最大の魅力。1年秋にレギュラーをつかみながら、2年秋には右肩関節唇損傷の手術。高校野球人生を捨てる覚悟で「チームのみんなには悪いけど、どうしてもプロに行きたい」とメスを入れた。復帰後の3年夏、岡山県大会準々決勝の岡山東商戦で特大の本塁打を放った。広いマスカット球場の右中間スタンド上段に突き刺し、ボールはワンバウンドで場外へ消えた。高校通算25本塁打。「打つことだけは誰にも負けたくない。いずれは誰もが認める4番になって、ホームラン王を獲る選手になりたいです」という。念願のプロ入りで初心を忘れず大成してもらいたい

高校生ドラフト4巡目は清原大貴投手(常総学院高)。
180センチ、75キロ、右投げ右打ち、18歳。
MAX144キロの速球と切れのいいスライダーで打たせて取るピッチングが持ち味。甲子園は初戦の2回戦で敗退したが、内角への直球を武器に、京都外大西打線を九回まで1安打無失点の好投。延長十二回を投げ抜いた。甲子園でコントロールという欠点をつかんだので、今後調整して走り込みでスタミナづくりをしたい、というコメントのように、まずは数年、2軍でじっくり鍛えてもらいたい。

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