2006年ドラフト会議

 

大学生・社会人ドラフト希望入団枠は岩田稔投手(関西大)。
178センチ、82キロ、左投げ左打ち、22歳。
MAX149キロのストレートを軸に、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップが効果的。高2の冬に糖尿病が発症し今も毎日4回のインシュリン治療が必要であるが、病気を上手くコントロールしながら高校(大阪桐蔭)・大学と主戦投手として活躍。関大ではリーグ通算12試合4勝5敗、防御率1.47。

大学生・社会人ドラフト3巡目は金村大裕投手(大商大)。
184センチ、84キロ、右投げ右打ち、22歳。
MAX149キロで、常時145キロ前後の速球が持ち味で他にスライダー、フォーク、チェンジアップが持ち球。大学通算は7勝19敗とふるわなかったが、日米複数球団のスカウトからは素材の良さを評価されており、今後の伸びしろに期待。粗削りながら将来性十分。

大学生・社会人ドラフト4巡目は渡辺亮投手(日本生命)。
175センチ、72キロ、右投げ右打ち、23歳。
MAX151キロ、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークを武器に中継ぎの即戦力として期待。低めにコントロールされたチェンジアップで緩急をつける投球が持ち味。

 

高校生ドラフト1巡目は鶴直人投手(近大附属高)。
180センチ、71キロ、右投げ右打ち、18歳。
辻内(大阪桐蔭)、平田(大阪桐蔭)、岡田(履正社)と並び「なにわの四天王」と呼ばれている。内角を厳しく突くマウンド度胸、天性の投球センス、瞬時の判断力に優れたフィールディング等、天才の名を欲しいままにしている。名門近大附属高校で1年夏からベンチ入りすると、2年夏の大阪大会の1回戦で11者連続奪三振という快挙。最速151キロの速球にカーブ、スライダー、フォークと、変化球の制球も自由自在。ただ、問題は肘痛。これが影響なしという判断でのドラ1指名だと思うが...。

高校生ドラフト3巡目は若竹竜士投手(育英高)。
178センチ、68キロ、右投げ右打ち、18歳。
大きく腰を捻ってトルネード投法に近い体勢で脚を引き上げて投げる独特のフォームから繰り出される速球はMAX148キロ。まとまった鶴とは対照的に荒削りな雰囲気があるが、それがかえって何をしでかすかわからないおもしろさも含んでいる。

高校生ドラフト4巡目は前田大和内野手(樟南高)。
175センチ、65キロ、右投げ右打ち、18歳。
1年夏の甲子園でベンチ入り。3年夏には一番・遊撃手を務め、攻守の要的存在で甲子園ベスト8進出の原動力となる。シュアな打撃、強肩俊足、抜群のグラブさばきと走攻守3拍子そろい素晴らしい地肩の強さの持ち主。ただ、走守は一級品だが打撃に改善の余地あり。2軍で数年しっかり鍛え上げ、右の鳥谷の名に恥じない活躍を期待したい。

  

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