燃えんやんか

 

暑い夏はやっぱり浜辺(山もいい(^^))でバーベキューですね。でもあれってなかなか火がつかないんですよね。最近でこそ着火材がついててそれを使えば結構簡単についたりもしましたが昔はそんなものもなく、新聞紙丸めてそれに一旦火をつけてその火が薪や炭に燃え移るのを待って...。でも大抵一回ではつかなくて何度も何度もくりかえしようやく火がついたときの嬉しさと言ったら(^^)。そんな光景を詩にしてみました。

 

僕がまだ若い頃 薪を並べてさ
火をつける でもつかない いつもため息をついた
ため息つくけど 火はつかない 後ろで友が騒いでる
笑ってた その笑顔 とてもさわやかだった
 運がいいとか悪いとか 人は時々口にするけど
 こういう時って 大抵不運 消える火を見て そう思う
新聞忍ばす 燃えんやんか 早く肉食いたい
ささやかな 僕の願いむなしく

いつかしら僕よりも 友の興味は向こう
知らぬ間にキャベツの山 とても小さくなった
僕はすべてを焼き用に刻んで 並べておいたのに
生野菜 皆の分 きっとあったはずなのに
 運がいいとか悪いとか 人は時々口にするけど
 そういうことって確かにあると 火がついた時 そう思う
執念実って 火がついた その瞬間雲が
雨が降る 半生 急ぎ食う肉

 

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