国際・マスコミ関係の仕事

外交官

大学や短大を卒業後、外務公務員試験(T種)か外務省専門職員試験に合格しなければならない。合格後、外務省に外務事務官として採用され、国内研修(1ヶ月)→実務(10ヶ月)→国内研修(3ヶ月)と研修を受ける。そして外交官補や三等理事官として約2〜3年在外公館に勤め、在外研修を受ける。

パイロット

理学系・工学系の大学や航空大学校を経て、航空会社のパイロット養成コースへ進む。あるいは海上・航空自衛隊を経たり、警察官・消防官から進む方法もある。21歳以上で飛行時間1500時間以上を満たしていれば、定期運送用操縦士国家試験の受験資格が得られる。

スチュワーデス

文学系・外国語学系等の大学や短大、あるいはビジネス系・スチュワーデス養成系・英会話系等の専門学校を卒業後、航空会社の採用試験に合格。その後、予備訓練生として6ヶ月の国内線、1〜1.5年の国際線を経験してスチュワーデスになれる。最近は、正社員としての採用を押さえており、時間給の契約スチュワーデスを採用するところが多い。

通訳

外国学系の大学や短大、専門学校を卒業後、通訳士(会談の席や外国人学者の公演・国際会議の際などで仲介・通訳の役を勤める)になるためには通訳技能検定試験、観光通訳(外国人旅行者の案内等)になるためには通訳案内業国家試験にそれぞれ合格しなければならない。語学力の他に、分野によっては専門用語等の知識も必要となってくるので、その勉強もしておく必要がある。

新聞記者

特に必要な資格等はない。ただし、取材をしたり記事を書くためには幅広い教養や知識、文章力などが必要になるためほとんどの新聞社で大卒者を対象に採用試験を実施している。文系学部がやや有利であるが、取材などで科学技術分野を担当すると専門的な知識も必要となるため、決して理系が不利ということはない。

TVディレクター・プロデューサー

まずは放送局の採用試験に合格することが必要。ほとんどの放送局が大卒者を対象に採用試験を実施しているが、特に有利な学部等はない。まじめ一点張りの者より、何か得意分野のある個性派が好まれている。採用後に適性を認められると、アシスタントディレクター・アシスタントプロデューサーとしてスタート。平均して5〜6年を経て、ディレクター・プロデューサーへ昇格する。

アナウンサー

各放送局のアナウンサー採用試験に合格することが必要。ディレクター等と同様、ほとんど大卒者が対象であるが、女子は短大卒も可という局もある。

 

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