教育系統

 

教員養成系では、教員に必要な心構えと技術の修得が中心であるのに対し、教育学では「教育とは何か」をテーマにして研究を進め、教育全般にわたる理論・制度・方法・内容などを学んでいく。いずれも、人間の成長や人格の形成に教育が大きな役割を果たすため、人間に関係する多くの学問と関わりをもっている。尚、中学、高校の教員免許は、教員養成課程でなくても、教科に要求されている必要な単位を取れれば(各大学毎に異なるため、よく調べること)、取得できるものが多い。

就職については、当然のごとく教員志望者が集まる学部なので、教員が多い。ただし、最近は採用数もかなり少ないため、実際に教員になるのは、教育学部を出たからといっても40%程度である。そのため、結果的に事務職や販売関係に就職している者も多い。

小・中・高等学校教員養成課程
カリキュラムは、教員に必要な知識を学ぶ「教職専門科目」と、自分が教える教科について学ぶ「教科専門科目」に分かれる。教科専門科目については、小学校は全科目、中・高等学校は自分の専攻教科を勉強する。

児童教育・幼児教育学科
小学校または幼稚園の教員を養成する学科で、児童教育の理論と技術を学ぶ。

幼稚園教員養成課程
幼児教育学・幼児心理学・保育内容の3分野から構成され、幼児の成長と発達、幼児教育の原理、保育の内容などについて総合的・専門的に研究する。

教育学科
人間形成のしくみや人間と教育に関する全ての事柄が研究対象となる。教育心理学・教育社会学・教育哲学・教育史学・教育行政学・社会教育学など、専門分野は多岐にわたる。

児童学科
児童の心理・発達・教育・保育・保健・文化・福祉・生活などを幅広く研究する。

 

 

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