家政系統

家政学科
食物学・被服学・住居学・児童学を教育の柱に、家庭生活に必要な様々な分野を総合的に研究する。最近は、科学的見地から生活文化を研究する姿勢が強くなってきている。

食物学科
食品を安全に保存・加工・調理し、いかに栄養価が高くおいしい食べ物として提供できるかを実際の生活の場にたって研究していく学問である。栄養学・食品学・調理学・食品衛生学が中心。食品素材の化学的分析。食品の生産・流通・保存方法。調理の理論と技術、微生物、食品添加物などについて学ぶ。卒業後は、栄養士の資格をとって、病院や学校、保健所、各企業などの栄養指導にあたる。また、食品の製造・販売をする企業や、新製品の研究業務等にあたっている者もいる。

被服学科
人間生活と被服とのかかわりを科学的、文化的領域の両面から研究していく学問である。近年、研究領域が大幅に広がり、素材である繊維などの開発・生産から、被服のデザイン・販売・消費までをトータルに研究するようになってきている。卒業後は、繊維メーカー、アパレル企業、スポーツ用品、寝具・家庭用品メーカー、デパートやスーパー等の卸売・小売業、インテリア関係企業等に就職している。

住居学科
家政学と建築学の両側面を持っている。建築学の対象は建物一般で建物という”モノ”を造ることが主目的なのに対し、住居学は建物も対象にするが、むしろメインは建物の中での住生活の研究となる点で区別される。快適な住居・住生活・住環境のあり方、住居設計、生活道具やインテリアのデザイン、ライフスタイルなどを考察する。就職は、住宅・住宅設備メーカー、インテリア関連企業、建築設計等。

生活科学科
家庭生活の中で繰り広げられる人間と人間の関係や、衣・食・住を含めた生活環境が人間に与える影響などを研究の中心とする学問分野である。卒業後は家庭科の教員、デパート・スーパー、家電メーカー、食品・住宅産業等へ就職している。

 

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