人文科学系統

就職は圧倒的に事務系が多いが、販売関係への就職率も比較的高い。

文学科
国・言語・地域別に区別し、作品とともに歴史的背景や言語表現などを研究する。

国文学科
古典から現代に至るまで、日本文学の作品を鑑賞・研究する。研究対象は、物語・小説・和歌・俳句・詩・随筆・小説など。漢文学・文法・歴史学・文化人類学などの関連領域も学ぶ。

英文・仏文・独文・中国文学科 等
それぞれの対象国の古典から現代までの代表的な作家、文学作品を中心に探求する。言語・文化も重要な研究テーマである。

哲学科
西洋哲学・インド哲学・中国哲学・日本思想が主な研究対象。哲学の歴史、存在論、認識論、価値論を中心に、美学・宗教学まで学ぶ。

宗教学科
仏教の聖典やキリスト教の聖書などや、歴史、倫理学などについて学ぶ。宗教によって様々な独自の教育内容になっている。

人文学科・文化学科
人間の諸文化を、個別・比較あるいは総合的な観点から研究する学問である。言語、哲学、思想、宗教、文学、芸術、道徳、社会、民族などの各専門領域を学ぶことによって、文化を多角的な視点から、総合的に学習する。地歴・公民や英語の教員。商社、サービス業、製造業、金融業等に就職している。

教養学科
人文科学に加えて社会科学の思考・行動パターンをも学び、複雑な現代社会をしっかりと把握し、的確で迅速な対応能力を身につけていく。文化・社会・人間について幅広く研究する。就職は教員、博物館、図書館等。

心理学科
人間の心や行動のしくみを実験や観察を通して科学的に解明していく。行動心理学・社会心理学・発達心理学・臨床心理学・産業心理学・教育心理学などの専攻分野がある。

人間科学科
人文科学・社会科学・自然科学といった枠にとらわれない広範囲な視点から、「人間と社会」を総合的に追求する。

人間関係学科
心理学・社会学・教育学の3つの視点から、社会集団や生活の中での人間関係を考察し、現代社会の諸問題を解明していく。

人間・人間文化学科
人間の存在、生活と文化とのかかわり、人間と環境、社会制度、人間の心理・行動などを総合的に研究する。

人間環境学科
生活文化・生活システム・住環境など、人間と生活環境との関係について探求する。

歴史学科
史料や原典などを通して、歴史を実証的に研究する。専攻は日本史・東洋史・西洋史といった地域別の他、社会・政治・文化を視点にした研究もある。

文化財学科
考古学・歴史学・民族学・文化学・美術学などをベースに、遺跡や埋蔵文化財、有形文化財について調査・研究するとともに、文化財の保存・修復についても考える。

地理学科
地形・気候・土壌と人間生活や産業との関係を学ぶ゛「自然地理」、各地域の政治・産業・文化の特色などを解明する「人文地理」、地域を設定して自然・文化・産業などについて総合的に研究する「地誌」の3分野に分かれる。

総合科学科
社会や時代の変化とともに、一つの領域を研究するだけでは本質に迫ることが難しい研究対象が生まれてきた。そのようなものに対して、既存の分類とは異なる切り口で研究を進めるのが総合科学系統の学問分野であり、文系・理系両方の学問分野を包含している。文化、社会、外国語、数理、環境等、学生が比較的自由に自分自身のテーマを設定できるのが大きな特徴である。卒業後の進路もバラエティーに富み、企画、市場調査、研究開発、コンピュータ関連、文化情報など、人気のある職種に就くケースが多い。また美術館、博物館などの学芸員やマスコミ関係などにも就職している。

 

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