保健系統

医師や薬剤師になるためには、国家試験に合格する必要があるため、最終的に医師や歯科医として就職する人は50%を切っているのが現状である。

医学科
医師には、人間としての温かい心が必要であるのは当然だが、患者の疾病の痛みに限らず、患者の立場に立って、その生活全般にまで思いをはせて、疾病の背景まで理解する必要がある。そのため、専門分野の理解にとどまらず、病気予防の視点から、健康に暮らすための幅広い知識を身につけることが望まれている。基礎医学(解剖学・生理学・医化学・病理学など)と臨床医学(内科学・外科学・小児科学など)に大別される。修業年限は6年。

歯学科
歯科医師および歯科医学の研究者を養成する。実習の授業が多く、模型を使った基礎実習にはじまり、6年次には実際に患者を治療する臨床実習が大半を占める。修業年限は6年。

理学療法学科
身体に障害のある人に対して、運動療法や電気・温熱・マッサージなどの物理療法を行って基本的動作能力の回復・維持を図る「理学療法」の技術を修得する。

作業療法学科
障害を持つ人の心身機能の回復・維持を図り、自立した生活能力を養い、社会復帰への適応能力を高める「作業療法」の技術を修得する。

リハビリテーション学科
医学的基礎知識と、理学療法や作業療法といったリハビリテーション技術を修得する。

臨床心理学科
現代社会で発生している人間の心の問題や行動に関する分析・研究を行う。心理検査法や心理療法の技術を修得し、心に障害をもつ人を健康な方向に導いていく心のカウンセラーを育成する。

薬学科
医薬品をはじめとする様々な薬について研究開発を進めるため、学ぶ範囲が非常に広く、実用的な研究が必要とされている。医薬品の創製、薬剤の品質管理および調剤などの専門領域を学ぶ。卒業後は病院や薬局等で薬剤師として活躍したり、製薬会社等で医薬品の研究にあたる者もいる。

護学科
看護師、および看護学の教育研究者をめざす。基礎看護学・応用看護学・機能看護学が3本柱。病院や保健所などでの学外実習が1年次から行われる。

保健学科
医学を基盤に、社会学・心理学・社会福祉学などの学問領域を加えて、人間の健康維持、病気予防について体系的に学ぶ。

社会福祉学科
社会的援助を必要とする人々の手助けや指導を行い、社会活動に携わるスペシャリストを育成する。福祉の理論や技術を学び、高齢者や障害者を含めた全ての人々との幸福と質の向上を実現する福祉社会のあり方を探る。

介護福祉学科
介護技術や福祉の専門理論を中心に、環境・住居・衣食住など人間の生活全般についても幅広く研究する。

 

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