電線に鳥が止まって感電しないのはなぜ?

 

えー、実は、これについては虎キチ@愛媛自身の中も長年の謎(笑)となっていたのですが、理科の先生に尋ねたら明解な答えを得ましたので、ここで報告いたします。

電気。小学校で習った通り、プラス側からマイナス側まで繋がってないと流れませんよね?たとえば乾電池と豆球。プラス側だけ繋いだって光らないし、マイナス側だけ繋いでも光らない。プラス側とマイナス側の両方繋いで「1つの線」になった時、はじめて電気が流れ光るわけです。

要はこれと同じ原理だそうです。鳥が電線に止まってる時っていうのは電線と鳥は接触しているけど、鳥はもう一方では何にも接してないため「1つの線」が出来てないんです。たとえば、右足を電線、左足を電柱に接したとすると、電線−鳥−電柱と線が出来るため電気は流れますが、電線−鳥という状態では、プラス側に豆球を繋いだ状態と同じなんだそうです。ですから、電気が流れないい、ということです。

ということは、人間だって...。宙に浮かんで(笑)電線を触ると電気は流れないそうです。立った状態で触れたらだめですよ。地面に触れてるわけですから。必ず、宙に浮いて触って下さいよ(^^)。でも、一瞬でも足や他の手が何かに触れた瞬間、おだぶつですけどね...。